ウフルとソフトバンクは、IoT事業分野で資本・業務提携することに合意した。ウフルのIoTソリューションと、ソフトバンクのIoTプラットフォームおよびネットワークの連携によるIoTサービスを提供する。
ウフルとソフトバンクは2018年6月28日、IoT(モノのインターネット)事業分野で資本・業務提携することに合意したと発表した。ウフルのIoTソリューションと、ソフトバンクのIoTプラットフォームおよびネットワークの連携によるIoTサービスを提供する。
ソフトバンクでは、IoTプラットフォームを構築して、デバイスやネットワークなどIoT環境の構築に必要な要素をワンストップで提供している。IoT事業分野での豊富な実績とノウハウを持つウフルとの提携により、IoT事業の拡大に向けてソリューションの強化や、技術開発の促進を目指す。
また、ウフルでは、IoT製品やIoTサービスづくりを包括的に支援するサービス「enebular(エネブラー)」を提供し、エッジデバイスとクラウドが連携するアプリケーションの開発や、さまざまなクラウドサービスとの連携構築を支援している。両社では、これらのプラットフォームやネットワーク、ソリューションを組み合わせたIoTサービスを提供していく。
さらに今回の資本・業務提携により、ソフトバンクが2018年4月に商用サービスを開始した、IoTデバイス向けのLTE規格「NB-IoT」に準拠した通信モジュールを両社共同で開発し、IoT事業の拡大を目指す。特に、工場や建物のインフラ設備の維持管理や、ヒトやモノの位置の追跡管理、スマートシティーといったプロジェクトに注力するとしている。
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