IoTソリューションの提案に向けた協業を発表、産業用途での導入を推進製造ITニュース

PTCとHPEは、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx」とHPEのネットワークエッジデバイス群「Edgeline Systems」を組み合わせた統合型IoTソリューション「Converged IoT Solutions」の提案に向け、協業する。

» 2016年11月22日 09時00分 公開
[MONOist]

 米PTCと米Hewlett Packard Enterprise(HPE)は2016年10月24日、PTCのIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「ThingWorx」とHPEのネットワークエッジデバイス群「Edgeline Systems」を組み合わせたIoTソリューション「Converged IoT Solutions」の提案に向け、協業することを発表した。今後、同ソリューションの産業用途での導入を進めていく。

 HPEは、IoT向けネットワークエッジデバイスとして、エッジ側でデータの収集・分析などが行えるEdgeline Systemsを展開している。一方、PTCでは、ThingWorx IoTプラットフォームをベースに、データの可視化や拡張現実(AR)プラットフォームなどを推進している。

 今回の協業により、これらのハードウェアとソフトウェアを組み合わせたソリューションが、テスト済みの状態で提供可能になるという。両社では今後、センサー、エッジ演算、リアルタイムエッジ解析、機械学習、ARなどのIoTエッジコンピューティングやスマート・コネクティッドソリューションを実現できる機能を備えたハードウェア/ソフトウェア技術の提供も予定している。

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