不動産サービスのスーモがPepperの導入を加速させる。試験導入店舗では、全国店舗中で最多の来客数を記録するなど、高い効果が見られたため。
リクルートテクノロジーズは2015年12月18日、同社開発の会話システムを搭載したPepperをリクルート住まいカンパニーと共同で、全国15のスーモカウンターに設置すると発表した。
同年4月にショッピングセンター・アリオ橋本(神奈川県相模原市)のスーモカウンターへ試験導入した際には、全国店舗(117店舗)で最多の来客数を記録するなど集客効果を発揮したことから導入店舗を拡大する。
設置は2015年12月19日より開始され、カウンターにおけるサービス案内を始め、ファミリーでの来客が多いことを踏まえた未就学児童向けのゲーム提供、自由会話による接客などを行う。
同社の開発した会話システムは、会話認識(音声認識)した後の要素解析を独自に行い、その反応をPepperの回答として発話することで自然な会話を実現したという。
Pepperに独自開発の会話エンジンを導入、“自然な対応”目指す
Pepperバイト派遣先拡大、2016年夏には全国へ
Pepperで「ラジオ体操」を実演する
ロボットと家族になりませんか?――ソフトバンクがPepperで描く未来Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ロボットの記事ランキング
コーナーリンク