日産自動車がPepperの法人向けモデル「Pepper for Biz」を販売店に導入する。全国の「レディー・ファーストショップ」のうち100店舗から開始し、順次、他の販売店にも導入していく。
日産自動車とソフトバンクは2015年10月20日、Pepperの法人向けモデル「Pepper for Biz」を同年11月より日産販売店に導入すると発表した。全国の「レディー・ファーストショップ」のうち100店舗から導入し、順次、他の販売店にも導入していく計画。
導入されるPepperには独自に開発されたアプリケーションを搭載、来客の出迎えから胸部タブレットを用いた商品紹介、子ども向けのエンターテイメントなどを提供する。
法人向けモデル「Pepper for Biz」は一般販売モデルをベースに、法人向けアプリを標準搭載しており、店頭での呼び込みや製品紹介、エントランスでの受付業務などを行える。法人向けアプリの搭載だけではなく、法人での利用に適した分析や管理も「Pepper for Bizプラットフォーム」として提供する。
両社は法人向けモデル「Pepper for Biz」の店舗活用について共同プロジェクトを推進しており、今回の導入のはその成果の1つ。ソフトバンクはPepperおよび「Pepper for Bizプラットフォーム」の提供のみならず、Wi-Fi環境の用意や初期設定サポートまで含めた、導入および活用支援を行う。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が初めての事例となる。
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