太陽光発電とか風力発電とかではありません。
エレクトロニクス業界では、環境発電(エナジーハーベスティング)という技術に注目が集まっています。
これから始まるIoT(モノのインターネット)時代には、全てのモノにセンサーと通信機能が搭載されると言われていますが、それらを動作させる電力の供給源が課題になっています。電池を使うと、消費電力をどれほど少なくしても、最後には電力が尽きてしまいます。しかし、建築物などに埋め込む監視用のセンサーなどは10年以上動作させなくてはならない上に交換することもできません。電池では限界があるのです。
環境発電は、そのモノの周辺環境から加わるさまざまなエネルギーを電力に変換する仕組みです。半永久的にモノを動作させられる可能性もあることから、注目を集めているわけです。
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内耳を“電源”として利用、MITがインプラント型デバイスを開発Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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