「第24回 設計・製造ソリューション展」のiCADブースでは、「一般的な3次元CADに比べ200倍もの高速処理」を実現したという「iCAD V7」のレスポンスを、実機を使ったデモンストレーションでアピールする。
2013年6月19〜21日の3日間、東京ビッグサイトで「第24回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2013)が開催される。
iCADは「100万部品0.2秒が実現する装置全体での設計検討」を展示テーマに、機械・装置向け3次元CAD「iCAD V7」の高速性能を実機によるデモで披露する。
機械装置設計では「品質の向上」と「期間の短縮」の両立が求められるが、品質の向上は実機に依存するところが多いため、設計期間の短縮を妨げる要因になっている。機械装置の開発部門ではこれらの両立を狙い3次元CADの適用に取り組んでいるが、CADの処理能力の制約から部品点数が多い機械装置では活用できていないという課題があった。
iCAD V7は機械装置の特徴に着目し、3次元形状を表示するための部品の数式表現を簡略化することでデータ量とメモリ使用量を激減させ、一般的な3次元CADの200倍という高速処理性能を可能にする超高速CADエンジンを搭載した。100万部品クラスの超大規模機械装置の設計データにおいても0.2秒の高速処理ができ、設計者の思考を妨げない設計環境を提供するという。この超高速レスポンスは、設計検討ごとに異なるツールを使う必要をなくし、装置全体の全ての設計検討を1システム上で実現できるとしている。
会期 2013年06月19〜6月21日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東ホール(小間番号:16-50)
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