オートデスクは2008年7月9日、建築分野や製造分野での大規模施設の3次元および4次元設計レビュー用ソフトウェア「Autodesk NavisWorks 2009」の日本語版出荷を開始した。
Autodesk NavisWorks 2009は、2007年8月に同社が買収した英NavisWorksの「JetStream」をベースに機能を強化した新パッケージだ。
同社の設計用ソフトウェア「Ravit」をはじめ、建築、製造業界の主要なファイル形式50種類以上に対応し、単1のアプリケーション上で複数のデータの組み合せが可能。リアルタイムにプロジェクト全体のビューを表示する。
さらに、建築物や施設の3次元モデルとスケジュールデータを対応させた4次元工程(3次元+時間=4次元)のシミュレーションにより、時間経過に伴う施工過程や建築物での干渉部分の問題点を可視化するという。
Autodesk NavisWorks 2009は以下の4製品により構成されている。
以上4製品で構成されたAutodesk NavisWorks 2009は、大規模な施設設計の設計、施工、メンテナンスのあらゆる段階で3次元データを活用することで、施設の配置や動きと組み合わせた無駄のないプロジェクトの計画や作業プロセスの設計を支援するという。
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