経営と現場の認識差を解消、ESG優先課題の策定と実行を伴走支援:脱炭素

フューチャーアーティザンは、製造業などの企業向けに対話型ワークショップ「みらい共創アトリエ」の提供を開始した。部門横断で自社のESG課題を言語化して優先順位を付け、実行フェーズまでを一貫して伴走支援する。

» 2026年11月06日 15時00分 公開
[MONOist]

 フューチャーアーティザンは2026年10月29日、製造業をはじめとする企業が直面するESGやサステナビリティに関する課題に対し、経営と現場の認識を一致させ、限られた経営資源の中で優先すべき課題を導き出す対話型ワークショップ「みらい共創アトリエ」の提供を開始したと発表した。

対話型ワークショップに製造業で培ったノウハウを融合、実行まで伴走

 地政学リスクの高まりや、2027年3月期から見込まれるSSBJ基準(サステナビリティ開示基準)の適用開始を見据え、変化に追随できる実行体制作りを支援する。近年、製造業はサプライチェーンの分断や原材料調達の困難、エネルギーコストの高騰など、深刻な経営課題に直面している。プライム上場の大企業を皮切りに情報開示の義務化が進むことで、サプライチェーン全体にも変革の波が及ぶと想定される一方、多くの企業では経営と現場の認識ギャップや部門間の共通言語の欠如などにより、全社的な優先順位が定まらない状況も生まれている。

 みらい共創アトリエは、経営企画や変革推進、サステナビリティ、調達、生産管理などの部門横断メンバーが一堂に会し、自社の経営課題を言語化して優先順位を付ける対話型ワークショップだ。専門家や資金の投入で解決できる技術的問題ではなく、立場を超えた対話と協働でしか進まない「適応課題(組織として何にどう適応するか)」に焦点を当てる。

 同ワークショップでは、独自の対話フレームワークと生成AI(人工知能)を掛け合わせ、部門横断で行われる多岐にわたる議論をリアルタイムに構造化し、「みらい共創優先課題マップ」として可視化する。企業のミッションやビジョン、バリューと現場課題を結び付けることで、ESGを経営の本質として捉え直す契機を提供する。さらに、特定された優先課題の運用や実行フェーズまでをワンパッケージで伴走支援する点が同サービスの特徴だとしている。

 フューチャーアーティザンは、「SFLコンソーシアム」の事務局として継続的に吸い上げてきた現場の声を活用する。導き出した優先課題に対し、現場の意見と数多くの製造業とともに取り組んできた実績やノウハウを掛け合わせることで、実効性の高い具体的な施策を提案するという。事前準備から当日の外部有識者による経済/地政学トレンドの講演、事後のフォローアップ面談までを一貫して設計しており、部門ごとにデータの管理方法や目的が異なることによる課題を踏まえ、施策の実行と定着を支える方針だ。

 みらい共創アトリエの提供形態は対面形式で、顧客企業への訪問によって実施する。開催場所は相談に応じる。当日の講演と対話ワークの所要時間は約2時間30分で、事前診断や翌営業日のレポート提出も含めて支援する。実効性のある全社議論を行うため、決裁者1人以上を含む8人以上での参加を推奨している。対象は製造業をはじめとするESG/GX推進に取り組む企業の責任者および担当者で、申し込み後に個別調整の上で日程を決定する。

※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。

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