リンナイは、「CEATEC 2026」において、IoTにより調理を支援する「センシング×AIによる調理アシストシステム」を紹介した。
リンナイは、「CEATEC 2026」(2026年10月13〜16日、幕張メッセ)において、IoT(モノのインターネット)により調理を支援する「センシング×AI(人工知能)による調理アシストシステム」を紹介した。
リンナイが出展した「センシング×AIによる調理アシストシステム」。コンロ上部のカメラで撮影した映像をAIで分析し調理の支援や危険の警告などを行う。オレンジの枠は餃子などの調理物を認識したことを示しており、緑の枠は危険なエリアに手が入ったことを示している[クリックで拡大]リンナイが出展した調理アシストシステムは、コンロ上部のレンジフードに設置されたカメラとAIによる画像認識により、コンロの調理物や鍋、人の手などを認識し、調理の支援を行ったり、危険を警告したりするシステムだ。
AIによるリアルタイム分析で、鍋の直径に応じて火力を自動調整したり、3Dで調理位置を把握して着火リスクを低減したりする。また、調理物を検知して自動で調理モードを設定し、調理を支援する。シニア世帯や子育て世帯が、安心して火を使えるようにしたり、家事負担の軽減をしたりすることに貢献するとしている。
センシングは基本的にほぼ全てレンジフードに設置した3D認識が可能なカメラのみで行っており、新たにさまざまなセンサーを設置しているわけではないという。「カメラの情報とコンロの稼働情報などを組み合わせることで、調理支援を行う。まだ研究開発段階で、実用化に向けてはさまざまなハードルがあるが、後付けでも使用できるような導入方法なども検討している。調理における自動運転や自動ブレーキのような仕組みを開発したい」(リンナイ説明員)としている。
実際に一般家庭への普及を考えると、他の調理関連設備メーカーとの協業も重要になる。リンナイは今回、富士工業の協力を得てCEATEC 2026に出展したという。「このシステムを広げていくためには、他の調理関連設備メーカーとの協業も必要だと考えている。今回は富士工業さんの協力で進めたが、他のメーカーとも協力を進めていきたい」(リンナイ説明員)と述べている。
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