脱炭素に取り組む製造業 浮き彫りになる経営と現場のギャップMONOistポッドキャスト

製造業のちょっと気になる話題をAIプレゼンターが紹介する「MONOistポッドキャスト」。今回は、MONOist編集部が実施した「製造業の脱炭素動向調査 2025」の結果レポートの概要をお届けします。

» 2025年12月04日 12時30分 公開
[MONOist]


 製造業のちょっと気になる話題をAI(人工知能)プレゼンターが紹介する「MONOistポッドキャスト」。今回は、MONOist編集部が実施した「製造業の脱炭素動向調査 2025」(実施期間:2025年4月14日〜5月12日、有効回答数:424件)の結果レポートの概要をお届けします。

 本調査の一部を抜粋すると、まず「あなたの勤め先では、脱炭素化/カーボンニュートラルに向けた定量的な削減目標や事業計画を策定していますか?」という設問に対し、「している」が47.3%を占め、比較的多くの企業で取り組みに対する意識が高いことが分かりました。

 ただ、一方で「あなたが担当する業務でカーボンニュートラルや脱炭素に関する具体的な取り組みを行っていますか?」という設問では、「していない」が61.2%に上り、経営と現場の間に意識のギャップがあることが浮き彫りとなりました。

 また、上記設問で「していない」と回答した理由としては、「企業として特に目標がないから」「対策を推進できる人材や担当者がいないから」「取り組むメリットを感じないから」といった声が挙がっていました。企業としては目標や計画を策定しているつもりでも、現場にまでしっかりと浸透しておらず、必要とされる人材の配置にも至っていない状況にあるようです。

 本調査レポートでは、これらに加え、「カーボンニュートラル/脱炭素の実現を目指す上での課題」やその理由、「カーボンニュートラル/脱炭素の実現に向けて期待する技術や施策」「求めている情報」といった項目についても詳しくまとめています。

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