パナソニックグループのテレビ撤退検討の裏で気になるデバイス部門の方向性日刊MONOist月曜版 編集後記

難しいかじ取りを迫られているように見えます。

» 2025年02月10日 11時30分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2025年2月10日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 2025年2月4日にパナソニック ホールディングス(パナソニックHD)が2025年3月期(2024年度)第3四半期の連結業績とともに、グループの経営改革の方針などを発表しました。その中で「課題事業」としてテレビ事業を含む4事業を挙げ「売却も含め外に出す覚悟がある」(パナソニックHD グループCEOの楠見雄規氏)と厳しい姿勢を見せていました。テレビ事業で撤退の可能性があることにも驚きましたが、個人的に気になったのが、デバイスなどを担当するパナソニック インダストリーの今後です。

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