人材の属性的に“かみ合い”の悪い部分があるのをどうにかしないといけません。
この記事は、2024年11月11日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
製造業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めようとしても、最適な人材がいないというような話をよく聞きます。実際にMONOist主催で2024年6月に実施したDXに関するセミナーの来場者に「DX推進の課題」について聞いたところ、「システムの導入や運用に関する知見、人材の不足」が2番目に多い回答となっていました。こうした人材を確保するために全社的に最適な人材を募り「DX専門部門」のような組織を作っている企業も数多く見かけますが、そういう部門の方に聞くと、人材の問題はそう簡単なものではないようです。
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