Python連携実装など機能強化したデータ基盤ソリューションの最新版製造ITニュース

ウイングアーク1stは、Python連携などを実装したデータ基盤ソリューションの最新版「Dr.Sum Ver.5.6」の提供を開始した。Pythonプログラムを大量の業務データやセンサーデータとシームレスに連携できるようになる。

» 2021年10月05日 14時00分 公開
[MONOist]

 ウイングアーク1stは2021年9月22日、新たにPython連携などを実装したデータ基盤ソリューションの最新版「Dr.Sum Ver.5.6」の提供を開始した。価格は、基本となるDr.Sumエンジンが1サーバ、初年度の保守費込みで345万円(税別)からとなる。

 最新版では、Python連携とDr.Sumのビッグデータ処理技術によって、Pythonプログラムを大量の業務データやセンサーデータとシームレスに連携できるようになる。これにより、予測値の取得やプログラムの再学習が可能になる。

 また、データの前処理やエラー発生時のログ出力、分析結果の業務部門への共有など、機械学習モデルを運用するための必要な機能も備えているため、1つのプラットフォームで機械学習基盤(MLOps)が構築できる。

キャプション 「Dr.Sum」で実現する機械学習オペレーション[クリックで拡大] 出所:ウイングアーク1st

 インメモリ永続化での差分更新を追加しており、インメモリエンジンを強化した。他に、SQL関数の追加など機能強化を図り、一部の管理クライアントツールは21言語に対応している。

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