“食”市場のスタートアップ、面白いですね
コンビニエンスストアやスーパーマーケットでよく見かける、おにぎりや飲み物、弁当などの商品が陳列された冷凍/冷蔵用棚。こうした業務用冷凍、冷蔵機器の開発を手掛けるメーカーがフクシマガリレイです。50年以上前からこうした機器開発に取り組む同社は、間違いなく、この分野での老舗企業の1社だといえます。
ただ、同社は従来の“食”の市場に閉塞感や課題感を覚えているようです。主要顧客であるスーパーマーケットなど小売業界は現在人手不足に直面しており、また、長期的には少子化による市場縮小への懸念が高まっています。これらの市場変化は、フクシマガリレイにもマイナス影響として波及する可能性があり、そのため打開策となるイノベーションの創出に取り組んでいるのです。
冷凍機器の「iPhone化」を目指すフクシマガリレイ、リテールAIに挑む理由
機能絞り込みで欠品検知に特化したAIカメラ、フクシマガリレイが改良品を展示
素材を鉄からプラへ、UXにこだわった次世代スマートショッピングカート
日本版の「Amazon Go」は普及するのか、問われるAIカメラの“価値”と“コスト”
ID-POSだけでは見えなかった「顧客の考え」、サントリー酒類がAIカメラで実現したいことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム