新機構により1台だけで4つの照明モードを実現、ダイソンがLED照明新発売デザインの力(2/2 ページ)

» 2020年03月16日 07時30分 公開
[池谷翼MONOist]
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アプリとの連携で現在地の自然光を再現

 Dyson Lightcycle Morphにはもう1つ特徴がある。現在地周辺の自然光に合わせて明るさや色温度を自動調整する機能が搭載されている点だ。専用のスマートフォンアプリ「Dyson Link(ダイソン リンク)」とDyson Lightcycle MorphをBluetoothで無線接続すると、アプリがユーザーの現在地をGPSによって特定。現在地周辺の日の出と日の入りの情報を自動取得し、現在時刻から現在地の自然光の状態を自動的に推測する。その情報をDyson Lightcycle Morphに組み込まれたマイクロプロセッサが受け取り、自然光に近い明るさと色温度を演出する、という仕組みとなっている。

「Dyson Link」との連携で、現在地周辺の自然光を再現できる[クリックして拡大] 「Dyson Link」との連携で、現在地周辺の自然光を再現できる[クリックして拡大]

 Dyson Linkを使うことで、スマートフォンなどの端末上でLEDの色温度や明るさを自分好みに調整することも可能になる。アプリに入力した年齢に応じて明るさを自動補正する機能も搭載しており、例えばユーザーが高齢者の場合は、若いユーザーが使用する場合に比べて照明の明るさが強めに調整されるという。

Dyson Linkで色温度や明るさの調整もできる[クリックして拡大] Dyson Linkで色温度や明るさの調整もできる[クリックして拡大]
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