特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2019年04月01日 11時00分 公開

ポケトークだけじゃない、ソースネクストのIoT製品は2019年度内に5つへ組み込み開発ニュース(2/2 ページ)

[朴尚洙,MONOist]
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小学生の母親の悩みを解決する「ファミリードット」

 ポケトークに続くIoT製品となるファミリードットは「契約不要、世界で使えるGPS」がキャッチフレーズ。ポケトークと同様に、AndroidベースのプラットフォームとソラコムのeSIMを採用している。本体サイズは45×45×15mm、重量37.5gと小型で、容量800mAhの電池により、充電なしで約1週間連続使用できる。2年間のグローバル通信契約付きで、販売予定価格は1万4880円(税別)だ。

「ファミリードット」と位置情報を知らせるスマートフォンアプリの画面 「ファミリードット」と位置情報を知らせるスマートフォンアプリの画面(クリックで拡大)

 主な用途として想定するのは子供の見守りだ。松田氏は「小学生の母親にアンケートをとったところ、ほとんどが子供の外出に不安を感じている一方で、高い利用料金や校則によるの持ち込み禁止などもあり携帯電話機を持たせられていないことが多いという結果が出た。ファミリードットは、同様の機能を持つ製品の中では最も安価で、子供の位置情報を親のスマートフォンに知らせる機能しか持たないので校則にも引っ掛からない」と利点を強調する。

 ファミリードットとの比較では、忘れ物防止タグや子供用ケータイを挙げた。通信範囲が限られる忘れ物防止タグに対して、SIMによる携帯電話通信網を用いるファミリードットは国内だけでなく世界でも使える。また子供用ケータイは、子供の動画やSNS利用に対する不安があるが、ファミリードットは位置情報を知らせる機能しか持っていない。さらにファミリードットは、申し込み手続きが不要で月額料金が不要、販売価格も最も安価だとする。

「ファミリードット」と競合製品との比較 「ファミリードット」と競合製品との比較(クリックで拡大) 出典:ソースネクスト

 ソースネクストは、2019年5月29日にファミリードットを発売した後、2019年度内にIoT製品のラインアップを5つにすべく開発を進めている。残りの3製品のうちの1製品として挙げたのが、会話をリアルタイムにテキスト表示する「Catch Voice」である。これらのIoT製品は、企画と仕様設計、ソフトウェア開発はソースネクストが行い、ハードウェア開発は中国・深センの協力企業に依頼しているという。松田氏は「続々とイノベーティブなIoT製品を世界中に投入しグローバルIoTメーカーになる」と述べている。

「Catch Voice」のイメージ 「Catch Voice」のイメージ(クリックで拡大) 出典:ソースネクスト
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