現在のデータ活用の在り方は全て不完全だといわれています。
この記事は、2019年3月22日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2019年3月14〜15日に都内で開催されたIndustrial Value Chain Initiative(IVI)のシンポジウムに参加してきました。MONOistでは毎年、同イベントにメディア協賛させていただいており、取材も継続して行っています。それぞれの取材内容の詳細については以下にバックナンバーをまとめさせていただいていますので、ぜひご確認いただければと思います※)。
今回も製造IoTプラットフォーム間連携を実現する「CIOF」やIVIの新たな方向性、製造現場の困りごとをリアルに解決することを目指す業務シナリオWGの取り組みなど、さまざまなトピックがあったのですが、私の中でとても印象に残ったのは、世界経済フォーラム(WEF) 第四次産業革命日本センター長 須賀千鶴氏によるお話です。詳細は以下の記事をご覧いただければと思いますが、データを中心とした第4次産業革命の世界の中で「正しいあるべき姿とは何か」についてロジカルに議論を進めている取り組みがあるのかと感銘を受けました※)。
※)関連記事:データの奪い合いの果てにあるのは何か、企業、国家、個人の先にある4つ目の道
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