図研は、FAプロダクツとの協業を発表した。両社の顧客に対して、より効果的なスマートファクトリー関連のソリューションを提供する。
図研は2018年10月25日、スマートファクトリー関連のソリューション提供を目的にFAプロダクツと協業すると発表した。
図研が取り組む「FACTORY DIGITAL TWIN」は、スマートファクトリー化の前提となる「工場の見える化」に向け、同社が設計分野などで培ってきた3Dデータ活用技術を製造ライン構築や生産設備の導入などに適用するものだ。
図研では、FACTORY DIGITAL TWINを最適なソリューションとして提供するため、関連するさまざまな技術やサービスを有する企業とのパートナーシップを検討していた。
FAプロダクツは、スマートファクトリー関連のソリューションパッケージを開発・販売しており、自社製品以外の技術要素やソリューションを積極的に採り入れて、顧客に最適な提案を実施している。
図研は、FAプロダクツの事業方針とFACTORY DIGITAL TWINのコンセプトは親和性が高いと判断。両社が協力することにより、それぞれの顧客に対して、さらに効果的な提案が可能になると考え、今回の協業合意に至った。
図研がアルファテックを子会社化、メカトロニクス分野においての顧客基盤を拡大
製造業に特化したクラウド型データベースサービスを3社で共同開発
ERP−PLM−CAD連携の「悲しい現実」を解決へ、図研が3レイヤー構造を提案
図研の「E3」とラティスの「XVL」が融合、軽量の3D空間でケーブルを自動配索
ロボット普及の壁になっているのは何か、体験・教育施設を栃木に開設
スマート工場はスモールスタートで、50万円から始める「見える化」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム