農機の状態監視システムにネットワーク最適化ソリューションを採用製造IT導入事例

アカマイ・テクノロジーズは、同社のネットワーク高速化・最適化ソリューション「ION」が、農機の稼働状況などを収集・管理・活用するヤンマーの「スマートアシスト」に採用されたことを発表した。

» 2016年12月13日 09時00分 公開
[MONOist]

 アカマイ・テクノロジーズは2016年11月24日、同社のネットワーク高速化・最適化ソリューション「ION」が、農機の稼働状況などを収集・管理・活用するヤンマーの「スマートアシスト」に採用されたことを発表した。

 ヤンマーは、GPSアンテナと通信端末を活用し、農機の稼働状況やコンディション情報をリアルタイムで収集して遠隔地から農機の状態を監視するソリューション「スマートアシスト」を提供してい同社では、スマートアシストをグローバルに展開しており、その利用拡大に伴ってウェブサイトの表示レスポンスの低下などが課題となっていた。

 今回スマートアシストに採用されたIONは、Webの配信と高速化・最適化技術を統合した製品。デイバイスやネットワーク、ロケーション、ブラウザの状況により、リアルタイムかつ自動的にウェブ環境を最適化する。

 スマートアシストにIONを導入したことで、ユーザー体験が向上した他、農機・建設機械のオンサイトメンテナンス向けファイルのダウンロードが高速化したとしている。

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