「2015 国際ロボット展」にNEDOがインフラ点検・災害調査用ロボットの試作機を展示、トンネル内災害を想定した実演も行う予定だ。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2015年12月2日より開催される「2015 国際ロボット展」に、インフラ点検・災害調査用ロボットの試作機を展示する。
同機構が推進している、「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」にて開発した12種類のロボットのうち、7機については実機を公開し、2機についてはトンネル内災害を想定した実演も行う予定としている。
実機展示されるロボットは、ドローンと連携した土砂崩落・火山災害状況調査ロボット、橋梁を移動しながら作業員目視点検を補助する橋梁近接目視支援ロボット、多関節によって狭い場所へ入り込んでの調査が可能なトンネル崩落災害状況調査ロボットなど。
NEDOブース(東6ホール SR-01)では、ロボットの紹介及び実現の他、開発支援用ミドルウェアや災害対応ヒューマノイドロボットとしてJAXONやHRP-2改の展示実演も行われる。
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