福井県鯖江市に本拠を置く眼鏡メーカーの西村プレシジョンは、同県内の6社の製造企業とともに発案した「福井“新”匠の技ブランドによる欧州市場販路拡大事業」が、中小企業庁の進める「JAPANブランド育成支援事業」に採択されたと発表した。
福井県鯖江市に本拠を置く眼鏡メーカーの西村プレシジョンは2014年7月23日、同県内の6社の製造企業とともに発案した「福井“新”匠の技ブランドによる欧州市場販路拡大事業」が、中小企業庁の進める「JAPANブランド育成支援事業」に採択されたと発表した。
「JAPANブランド育成支援事業」は、複数の中小企業が共同で自社の素材や技術力を生かした海外販路の開拓を目的とするブランド戦略の策定や、その戦略に基づく商品の開発や海外の展示会への出展を支援するもの。対象となるのは、商工会、商工会議所、組合、NPO法人、中小企業などで、年に1度事業案の公募を行う。採択された事業案には、ブランド戦略の取り組みに掛かる費用の一部が補助される。
今後、西村プレシジョンは「福井“新”匠の技ブランドによる欧州市場販路拡大事業」で、欧州市場をターゲットに現地での情報収集や販売チャネルの確保に加え、企業間でのコラボレーションや戦略商品の開発を行っていくという。また、他の福井県内の中小企業が海外進出を実現させるための土台づくりを目指すとしている。
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