図研は「第25回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2014)で、「『抜群モノづくり』を目指す人に」をテーマにBOMやPLM、ナレッジソリューションなど、同社のソリューションや活用事例を紹介する。
2014年6月25〜27日の3日間、東京ビッグサイトで「第25回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2014)が開催される。図研ブースでは、「『抜群モノづくり』を目指す人に」というテーマで、BOMやPLM、ナレッジソリューションなど、同社のソリューションや活用事例を紹介する。また、ラティス・テクノロジーとの共同開発製品なども出展する。
同社では、日本のモノづくりの強さは「変革の決意」によるものだと位置付けており、今回のDMS2014では、そういった「強い変革の決意」を持つ企業へのソリューション提案を中心に据える。
今回のDMS2014で紹介する同社のBOMやPLM、3Dの活用といった全てのソリューションは、「これからのモノづくりがどうあるべきか」という視点で再定義し、開発されたものだという。また、図研の提供するソリューションの強みは、「抜群モノづくり」を目指す企業との取組みの中で裏打ちされた現場経験にあるとしている。
大手メーカーへの導入が進む、産業機械向け電装・制御ケーブル設計用3次元CADの「E3.series」では、より「導入効果が高くなって」点を訴求し、さらに採用拡大を目指す。設計情報を1つのデータベースで統合管理し、リアルタイムで複数種類の図面間での情報連携が行える特徴に加え、新たに国内部品メーカーの協力で「E3.series」用の部品ライブラリの提供を開始した(関連記事:図研、電気制御設計CADの導入・運用支援Webサイトを2014年9月に開設へ)。さらに、導入・運用支援サイトの開設なども行う(関連記事:図研、電気制御設計CADの導入・運用支援Webサイトを2014年9月に開設へ)。
BOMに超軽量3D「XVL」を融合させることでビジュアライズ化を可能にし、モノづくりに関わる全ての部門を横断して製品情報の共有ができるモノづくり支援プラットフォーム「visual BOM」など、ラティス・テクノロジーと共同開発したソリューションを複数紹介する。
また、“技術伝承問題”などで注目を集めるナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」なども出展する。同ソリューションは、熟練設計者が製品設計時に過去の製品情報などを参照するノウハウをシステム化し、MicrosoftOffice文書、PDF文書、HTMLなどの複数の情報源から、設計者に必要な情報を必要な時にプッシュ型で通知するものだ(関連記事:ベテラン設計者の“頭の中”を組み込む、図研のプッシュ型ナレッジ管理ツール)。
こういったアプリケーションだけでなく、「解析工房」という設計者にとって必要な基礎知識としての有限要素法・材料力学を短期間で学ぶ、同社の教育プログラムも紹介する。
「BOMやPLMをご検討中の方との出会いはもちろんだが、先進的なソリューションや事例を取りそろえているので、既知の問題解決へのソリューションのみならず、『抜群モノづくり』へのヒントを持ち帰ってもらいたい」(同社)。
会期 2014年6月25〜6月27日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東ホール(小間番号:東13-18)
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