XVL Playerに64ビットネイティブ版が登場。より巨大な図面も描画できるようになった。
ラティス・テクノロジーは2012年6月12日、「XVL Player Ver. 12.1 64-bit Edition」の無償配布を開始した。同製品は64ビット版Internet Explorerのプラグインとして動作する(Windows XP Professional x64 Edition 日本語版およびWindows 7 x64 日本語版に対応)。
XVL Playerは、同社が開発した3次元モデル用のフォーマットXVLを閲覧するためのビュワー。CADライセンスを持たなくても閲覧できることからデザインレビューなどの場面で利用される。
今回、64ビット版のInternet Explorerに対応したことで、描画時の処理で一度により多くのメモリを使えるようになった。これにより、32ビット版と比較して高速な描画が可能になった。
同社によると、16Gバイトのメモリを搭載したPCで利用した場合、CAD図面換算で「数百Gバイトを超えるデータ(XVL変換後2〜4Gバイト程度)を表示し、形状確認できる」としている。
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