LCDに文字を表示させるプログラミングH8で学ぶマイコン開発入門(7)(2/3 ページ)

» 2007年03月19日 00時00分 公開

キャラクタジェネレータROM:CG ROM

 CG ROMは8ビットの文字コードから5×7ドットマトリクスの文字パターンを発生させます。DD RAMに文字コードを入力することで、それに対応した文字がLCDに出力されます。文字コードはASCII(JISローマ字セット。カナは半角カナ)に対応しています。文字コードを図2に示します。


CG ROMの文字コード 図2 CG ROMの文字コード

キャラクタジェネレータRAM:CG RAM

 CG RAMを利用することで、ユーザーオリジナルの文字パターンを作成できます。CG RAMでは、5×7ドットマトリクスで8文字分作成できます。CG RAMアドレスとCG RAMデータによって作られる文字パターンの例を図3に示します。作成した文字パターンを表示させるには、図左の文字コードをDD RAMに書き込みます。

CG RAMの文字パターン例 図3 CG RAMの文字パターン例

LCDの命令コード

 LCDのカーソル位置を移動したり文字列を出力したりする場合は、表5の命令コードを使用します。

LCDの命令コード 表5 LCDの命令コード。tADD:ビジーフラッグがオフになってからアドレスカウンタが更新されるまでの時間

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