Symbian OS開発の勘所(10):
セキュリティモデルを構成する3つのコンセプト
本連載もいよいよ最終回。携帯電話でセキュアな環境を実現するためにSymbian OSが取ったデザインを概説して締めくくる(2007/12/7)
Symbian OS開発の勘所(9):
セマフォ+共有メモリを捨て高水準ITCへ
プリミティブなAPIに固執する態度を改め、必要に応じて高水準のITCを使うことが「車輪の再発明」を廃絶する近道だ(2007/10/16)
Symbian OS開発の勘所(8):
クライアントサーバという究極の設計思想
Symbian OSの第3の特徴はクライアントサーバ・フレームワークだ。「セマフォ&共有メモリ」ではなぜダメなのか?(2007/9/14)
Symbian OS開発の勘所(7):
画期的な「非同期完了待ち」のフレームワーク
ただ1つのAPIで全イベントの完了を待てるようにした「非同期完了待ち」というデザイン。それを採用した狙いは何なのか?(2007/8/15)
Symbian OS開発の勘所(6):
並行処理の奥義、非同期フレームワークとは?
Symbian OSでは「アクティブオブジェクト」という非同期処理の機構を用いて、マルチタスク環境におけるシステムの応答性を確保している(2007/7/3)
Symbian OS開発の勘所(5):
堅牢で省資源な文字列“ディスクリプタ”
Symbian OSでの文字列(ディスクリプタ)は、実装を隠し機能のみを公開することに加えて、リソースを徹底的にケチる設計となっている(2007/5/24)
Symbian OS開発の勘所(4):
C++のメモリリークを防ぐフレームワーク
C++のデメリットといわれるメモリリーク。これを克服するために、Symbian OSではメモリを管理する独自フレームワークが導入されている(2007/4/24)
Symbian OS開発の勘所(3):
C++によるオブジェクト指向開発のメリット
Symbian OSといえばC++だが、C++であるが故に敬遠する開発者も多い。そこで、なぜC++なのかを解説する(2007/3/22)
Symbian OS開発の勘所(2):
カーネルに見るSymbian OSのデザインポリシー
カーネルの構造や仕組みからSymbian OSの特徴に迫る。マイクロカーネル、スレッド、DLLなどから、Symbian OSらしさが見えてくるだろう(2007/2/22)
Symbian OS開発の勘所(1):
移行者のためのSymbian OS「超」概説
しばしば「難しい」「独特」と評されるSymbian OS。各論に入る前に、まずはSymbian OSの全体像を概観しよう(2007/1/30)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。