　MadSpace Japanは2023年7月21日、90種類のスケールを内蔵するデジタルスケール「NeoRuler（ネオ・ルーラー）」を発表した。応援購入サービス「Makuake」上で、同年9月29日まで先行予約を受け付けている。標準セット（NeoRulerとNeoポインター、充電ケーブル）の一般販売価格は1万9990円（税込み、送料込み）になる予定だ。

デジタルスケール「NeoRuler」［クリックで拡大］出所：MadSpace Japan

　NeoRulerは、90種類のカスタマイズ可能なスケールを内蔵し、視認性の高い1.14フルカラーLCDを備える。±0.1mmと高精度な計測が可能で、指先でスライドするだけで自動計算した数値が素早く表示されるため、製図や計測作業の正確性と効率向上に貢献する。

90種類のスケールを内蔵出所：MadSpace Japan

　ボタンを押すだけで単位を変換でき、ミリ、センチ、メートル、インチおよびインチ（分数）の目盛り表示を瞬時に切り替えられる。また、200mmを6分割するなど任意の長さに素早く等分割でき、長さと分割する数字は自由に設定可能だ。

ボタン1つで単位を切り替え可能出所：MadSpace Japan

　高精度の計測が可能なノギス、片手できれいな線を引けるペンホルダー、線を見えやすくする拡大鏡、目盛りを読みやすくするポインターといった豊富なアタッチメントがあり、さまざまな用途に柔軟に対応する。

　本体サイズは330×43mm、厚さは1.8～10mm、重さは184g。1000mAhのバッテリーを搭載し、最大12時間の連続使用が可能だ。

⇒ その他の「メカ設計」関連ニュースはこちら

最低限そろえておきたいDIYツール一式とコストに関する考え方
ステイホームで注目を集める「DIY」をテーマに、設計から製作までのプロセスを、実際の製造業におけるモノづくりの視点を交えながら解説することで、DIY素人の皆さんに“玄人のエッセンス”を伝授する。第1回は、最低限そろえておきたいDIYツール一式とコストに関する考え方について取り上げる。
「コクヨデザインアワード2021」受賞作品が決定、国内外1401点の中から
コクヨは、働く／学ぶ／暮らすシーンで新しい価値を創出するプロダクトデザインを募集し、商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2021」の最終審査を終え、グランプリおよび各賞の受賞作品を決定した。
ノギスの使い方
ノギスの使い方の「超基本」について説明します。
ジョッキ飲みできる缶オープナーなど、デザインを中核としたモノづくりを発信
346は「日本ものづくりワールド 2023」内の「MiraiTech 新価値創造展 in 機械要素技術展2023」に出展し、手軽に缶ビールの“ジョッキ飲み”を楽しめる缶オープナーなど、同社がこれまで手掛けてきた製品開発事例の一部を紹介した。
350℃まで対応可能な独自プリントヘッド搭載のFDM方式3Dプリンタ
Nexusは、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、Mixware製FDM方式3Dプリンタ「HYPER-S」の販売を開始した。優れたプリントヘッド設計により、安定した正確なプリントが可能だ。独自技術のプリントヘッドは350℃まで対応する。
対象物サイズ15～2000mmの高精細スキャンが可能な3Dスキャナーの予約販売開始
3DMakerproは、対象物サイズ15～2000mmの高精細スキャンが可能な3Dスキャナー「3DMakerpro Whale」の予約販売を開始した。デュアルレンズを搭載し、2種類のスキャナーを内蔵するため、幅広いサイズの対象物のスキャンができる。