「悪い円安」が際立たせる、日本の製造業の弱り具合モノづくり総合版メルマガ 編集後記

立ち位置の認識を改めなければなりません。

» 2022年04月21日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2022年4月21日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 急速な円安が進んでいます。為替レートは2022年4月20日には一時1ドル=129円台になりました。これは約20年ぶりの円安水準です。従来、日本の製造業にとって円安はプラスだとされてきましたが、今回は「悪い円安」になるのではないかと懸念されています。これは日本の産業構造や立ち位置が徐々に変わってきているということを象徴していると考えます。

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