セキュリティ監視システムとオペレーションを組み合わせたサービスを提供産業制御システムのセキュリティ

NECネッツエスアイは、セキュリティソリューションとオペレーションセンターを組み合わせた「産業セキュリティ運用サービス for トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」を提供開始する。

» 2021年09月01日 14時00分 公開
[MONOist]

 NECネッツエスアイは2021年8月19日、セキュリティソリューションとオペレーションセンター(SOC)を組み合わせた「産業セキュリティ運用サービス for トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」の提供を開始すると発表した。

 同サービスでは、トレンドマイクロの産業制御システム向けセキュリティソリューション「トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」をユーザーの工場ネットワークに導入することで、産業制御機器の脆弱(ぜいじゃく)性を悪用するサイバー攻撃をブロックする。検知した内容をNECネッツエスアイのSOCに送信し、セキュリティアナリストがリアルタイムで解析する。

 脅威を検出した場合は速やかに解析し、リスクレベルを把握する。解析結果に基づき、対象の脅威に対する推奨手順を顧客に案内する他、必要な場合は同社のセキュリティアナリストがリモートでネットワークから緊急隔離する。

キャプション 「産業セキュリティ運用サービス for トレンドマイクロEdgeFire/EdgeIPS」イメージ 出典:NECネッツエスアイ

 同サービスでは24時間365日の緊急対応を受け付けている。また、対象ネットワークのインシデント検出状況や傾向を月次レポートで報告するというオプションもある。

 価格は月額15万円(税込)から。初期構築費用は別途必要になる。

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