ザクティは2021年6月30日、業務用ウェアラブルカメラを活用した遠隔支援ソリューション「Xactiクラウドサービス」を開発したことを発表した。フルHDの高画質映像をクラウドサーバ上に保存できる。
ザクティは2021年6月30日、業務用ウェアラブルカメラを活用した遠隔支援ソリューション「Xactiクラウドサービス」を開発したことを発表した。フルHDの高画質映像をクラウドサーバ上に保存できる。
同年7月中旬より販売開始する。同年12月までは新規導入キャンペーンを実施する予定で、初期費用、月額使用料共に無料。通常料金プランは動画記録時間が月40時間までのスタンダードプランは月額3000円(税別)、月160時間までのヘビーユースプランは月額5000円(同)。
これまでにもザクティは、同社が独自開発したブレに強いフルHD録画が可能な業務用ウェアラブルカメラを活用した「ブレない遠隔支援ソリューション」を提供してきた。ウェアラブルカメラをスマートフォンに接続することで、遠隔地からでもWeb会議アプリケーションを通じての映像共有が可能になる。
今回発売するXactiクラウドサービスは、新たにクラウドサーバを介した映像の保存、共有に対応した。
専用アプリケーションをスマートフォンやタブレット端末にインストールして、ウェアラブルカメラを接続。クラウドサーバに撮影データをアップロードすることで、遠隔地からは専用Webアプリケーションを介して撮影データの視聴、共有が可能になる。
トンネルや山奥など通信環境のない作業現場で活用する場合は、スマートフォン上に映像データを保存することもできる。作業のエビデンスを高画質で保存することで遠隔地からの的確な支援や指示が可能になり、作業現場の効率化につながる。
サービス開始当初はiPhoneとiPadのみに対応して、Androidは順次対応する予定だという。
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