アスラテックは、畜舎洗浄ロボット「クレバークリーナー」向けに遠隔操作システムを開発した。畜舎などに設置したカメラの映像を確認しながら、クレバークリーナーを遠隔操作できるようになる。
アスラテックは2018年5月28日、中嶋製作所の畜舎洗浄ロボット「クレバークリーナー」向けに、ロボット遠隔操作システムを開発したと発表した。
新開発の遠隔操作システムは、アスラテックの遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect(ブシドー・ウェブコネクト)」の技術を活用。V-Sido WebConnectは既存のロボットを遠隔制御できるコントロールボックスで、ロボットへのコマンド送信や映像などの送受信がインターネット経由で行える。
畜舎内を自動で洗浄するクレバークリーナーは、従来は記憶させた動作を再現する自動運転や有線コントローラーで制御していた。今回、新たな遠隔操作システムを導入したことで、畜舎などに設置したカメラの映像を確認しながらクレバークリーナーを遠隔操作できるようになる。
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