日立ソリューションズ東日本は「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」において、SCMソリューション」「情報活用・分析におけるBA分野の取り組み」「製造原価管理」「IoT/M2M」などを連携させた、各種ソリューションを提案する。また顧客事例を交え、各ソリューションの効果についても紹介する。
2016年6月22〜24日の3日間、東京ビッグサイトで「第27回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2016)が開催される。
今回、日立ソリューションズ東日本は、日立SC、日立ハイテクソリューションズと、日立グループの共同出展となる。同社は『「情報を知に変える」日立のモノづくり支援次世代ソリューション』をメインテーマに、「プロセス管理ゾーン」「サプライチェーンマネジメントゾーン」「原価管理・IoT/M2Mゾーン」とゾーン分けして製品を展示する。
日立ソリューションズ東日本はデータの可視化・分析を得意とし、需要予分析・予測、視覚化に強い製品をラインアップする。製品やコンサルティングにより製造業の顧客に対し、経営者が素早く意思決定できるためのソリューションを提供している。
同社は2015年と同様にビジネスアナリティクス関連ソリューションを出展するが、これは最近のIoTへの関心の高まりを受けての対応だという。経営層の意思決定支援にとどまらず、同社の強みを生かし、製造現場でのデータの活用について、予測分析、在庫適正化、データの可視化など、さまざまな切り口によるソリューションを紹介する。
今回の展示では、「SCMソリューション」「情報活用・分析におけるBA分野の取り組み」「製造原価管理」「IoT/M2M」などを連携させた、各種ソリューションを提案する。また顧客事例を交え、各ソリューションの効果についても紹介する。
新製品である業務アプリ構築プラットフォーム「AppSQUARE」も出展する。同製品では、今まで個別に構築していたシステムや、表計算ソフトなど部門で管理していた業務システムを同一システム上で構築し、業務データと業務プロセスを併せた形で一元管理できる。同製品を活用した商品情報登録のワークフロー承認から、関連日程の整合性を考慮した日程管理まで、管理と共有・フォローの仕掛けを紹介する。
「ビッグデータへの取り組みが活発になっていますが、組織的な取り組みをしている企業はまだ少ないのが現状だと考えています。特に製造業では、本社や製造拠点、部材調達のグロール化により、複雑さを増す経営の現場では、日々、的確な判断が求められています。大量で複雑なデータを、具体的なアクションへスピーディーにつなげていくことが重要です。製造現場においては、ベテランのノウハウのモデル化など、ビッグデータ活用の幅を拡大し、お客さまの課題解決のためのソリューションを提供しています」(同社)。
会期 2016年6月22〜24日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東ホール ブース番号:東3ホール、東8-22
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