「それではまず、ステンレスを切ってみましょう」と杉田さん。金属カットからやるんだ! と驚きを隠せません。OL(運動不足)でも金属は切れるのでしょうか。心配になってきました。
今まで見た事もない切断機。ノコギリがぐるぐる回る、素人だけで扱うにはとても難しい機械です。しかしメタルDIYでは、杉田さんが使い方の指導から作業途中のサポートまで行います。安心! 安全! 良心的!
切ったばかりの金属には「バリ」が残っていて危険です。このバリを「ベルトサンダー」という機械で滑らかにし、角もとっていきます。
バリを取り、形を整えたら「ボール盤」でチェーンを通す穴をあけます。
ちなみに、穴をあけるための機械はボール盤ですが、金属を削るには「フライス盤」という機械を使います。
「ボール盤に取り付けるのはドリルですが、フライス盤ではエンドミルという工具を取り付けます。ドリルとの違いは、ドリルが先端のみに刃物が付いているのに対して、エンドミルは工具全体に刃物がついています。包丁をねじって丸めたような形です」と杉田さん。このように、金属加工のプロからさまざまな基礎を教えてもらいながら、加工体験ができるのです。
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