サイボウズとM-SOLUTIONSは、サイボウズの業務クラウドサービス「kintone」を使ってPepperを動かすことができる「kintone GET ボックス」を無償公開した。
サイボウズとM-SOLUTIONSは2015年7月29日、サイボウズの業務クラウドサービス「kintone」をPepperと連携させる「kintone GET ボックス」を開発者向けに無償公開すると発表した。両社は、2015年5月にもPepperとkintoneの連携ツール「kintone POST ボックス」を公開しており、kintone GET ボックスは第2弾となる。
同ツールはPepperのGUI開発ソフト「Choregraphe」に対応する。Choregraphe上でkintone GET ボックスを読みこむと、画面からシンプルな設定をするだけでkintoneからデータ取得が可能になる。ユーザーはkintoneアプリから指令を登録するだけで、Pepperの動作やせりふ、胸のディスプレイに表示する動画や画像を指定することが可能になる。
kintone連携を実装したPepperは、2015年9月よりサイボウズの東京・日本橋のオフィス受付にてお披露目される予定だ。
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