農業革命は製造業にとってチャンスとなるのか製造マネジメント メルマガ 編集後記

決して“無関係”ではない。

» 2015年02月24日 12時00分 公開
[三島一孝,MONOist]

 この記事は、2015年2月24日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


農業革命は製造業にとってチャンスとなるのか

 全国農業協同組合中央会(以下、JA全中)は、2015年2月10日に安倍政権が示した体制の改革案を受け入れたことを発表し、JA全中が各都道府県を傘下に置く体制は事実上崩壊することになりました。安倍政権は、成長戦略の1つの柱として農業改革を掲げていますが、農業の活性化に向けた1つの成果だといえます。

 この農業を取り巻く変革の動きですが、製造業にとっても1つのチャンスといえるかもしれません。農作物流通の流動性が生まれるからです。

 ここ数年、製造業が植物工場やスマート農業に参入するケースが増えています。これには主に3つの要因があります。

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