中華スマホ躍進の陰で泣くモノ、笑うモノ製造マネジメント メルマガ 編集後記

第2、第3のアップルがわき出る中、どうするべきか。

» 2014年11月11日 12時00分 公開
[三島一孝,MONOist]

 この記事は、2014年11月11日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


中華スマホ躍進の陰で泣くモノ、笑うモノ

 スマートフォン戦線で業界構造が変容しようとしています。ここ数年、スマートフォン市場は、米国アップル(Apple)と韓国サムスン電子(Samsung)の2強が圧倒的な支配力を見せる状況で、ソニーや韓国LGエレクロニクスなどが“確固たる3位”を確保しようともがく状況が続いていました。

 しかし、ここしばらくのグローバル出荷シェアなどを見ていると3位に中国メーカーが入る状況が続いています。2014年第3四半期(7〜9月期)におけるスマートフォンの出荷台数シェアでは、中国の小米科技(Xiaomi)が3位となり、4位にはわずかな差でLenovoが入りました。また同リポートの同年第2四半期(4〜6月期)では、3位には華為技術(Huawei)が入っています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.