今話題のマルチカラー&素材3Dプリンタ Connex3 を導入するチャンス!最新3Dプリンタ情報

カラーも透過色も、硬質材も軟質材も、自在に組み合わせて造形できる! マルチカラー・マルチマテリアル ハイエンド3Dプリンタ「OBJET500 Connex3」が今話題だ。Connex3導入に興味はあったものの、初期費用の高さで導入を躊躇(ちゅうちょ)していた企業に朗報! アルテックが東京センチュリーリースと連携してConnex3の金利負担ゼロの36カ月リースプランを提供する。

» 2014年05月08日 10時00分 公開
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 アルテックは2014年4月16日、マルチカラー・マルチマテリアルのハイエンド3Dプリンタ「OBJET500 Connex3」(以下、Connex3)の特別リースプランによる販売を開始した。リースプランによる販売は、アルテックと東京センチュリーリースが連携して行う。アルテックによると、今まで必要性があったにもかかわらず、予算の都合でなかなか購入できなかった企業にもぜひ検討してほしいという。

OBJET500 Connex3本体

Connex3は、市場が待ち望んだ機能を搭載

 米ストラタシス社製のハイエンド3Dプリンタである「OBJET500 Connex」シリーズは、インクジェット方式で初めて2種類の材料の出力に対応した画期的な製品だ。今回登場したConnex3は3種類の材料の出力が可能となり、さらに同時に表現できる色は最大46色のマルチカラーに対応した。米国で発表されるやいなや、日本発売を待たずに、国内を中心に出力サービスを手掛ける東京リスマチックやDMM.comに採用されたことも記憶に新しい。

Connex3によるカラフルな造形物

 従来のConnexシリーズは8つのカートリッジを備え、硬質の「Vero」やラバー(ゴム)ライクの「Tango」、PPライクの「Durus」などの材料のうち2種類が選定できた。カラーについては、モノトーンや透過色、Digital ABSのグリーンのみだった。Connex3では3種類の材料を同時に使用でき、硬質材料についてはシアン、マゼンタ、イエローの3色に対応した。

材料の多様さで試作時の実用度も向上

 Connex3はマルチカラー対応が注目されがちだが、忘れてはならないのが、「使える材料の幅が広がった」ということだ。プラスチック系の材料と合わせ、ゴム系や透過色の材料などが同時に出力できれば3Dプリンタを使いたいというニーズは、常にプロトタイピングの現場で存在していた。

 従来は2つの樹脂材料の混合が必要なDigital ABSで出力すると、他の材料は組み合わせられなかった。Connex3で3種類の材料が混合可能となったことで、Digital ABSと他材料を組み合わせられるようになった。例えば、本体はDigital ABSでグリップ部分にゴムを貼るような製品にも対応が可能になった。

ABSライクな樹脂とゴムのような樹脂が同時に造形可能に!
透過素材のカラー

展示会でも好評

 デザインが重要になる分野などでは、以前からカラー出力に対する需要は高かったという。医療分野においても、マルチカラーは需要が高い。手術のトレーニングモデルなどにおいて透過色の樹脂の中に入れた複雑な器官のモデルを作ることがある。従来の製法では、透過色の樹脂の中にある臓器をカラーにすることが難しかったが、それがConnex3では可能になった。

 2014年4月に東京ビッグサイトで行われた医療機器の設計・製造に関するアジア最大の展示会「MEDTEC Japan」では、Connex3についてパネルと造形サンプル展示で紹介したが、会場でもカラー対応は好評だったという。

 また2014年4月16〜19日にインテックス大阪にて開催された「INTERMOLD 2014(第25回金型加工技術展)」の出展ではConnex3実機が初披露となり、そこでも多くの来場者の注目を集めた。

アルテックのINTERMOLD 2014出展の様子:人だかりのできたブース

金利負担なしのプランを提供

 今回紹介するプランでは、Connex3を製品価格と同額で、金利負担なしで36カ月のリースを提供する。初期投資の負担を軽減し、割安な短期リースを可能にした。本体に加えて推奨周辺機器、搬入設置費用、トレーニング費用も含まれる。またリース期間中の固定資産税と動産総合保険も含まれている。先着20件の販売を予定しており、期間は特に設けていないということだ。

 このプランは、「高額の初期費用は払えない」「予算がなかなか通らない」といった企業に、「予算の都合で制限されることなく、本当に欲しいものを使ってほしい」(アルテック株式会社 デジタルプリンタ事業部 デジタルプリンタ営業部 部長 井上賢志氏)という考えから始まったものだという。今回の対象はConnex3だが、「様子を見ながら他機種へも展開していく」(アルテック株式会社 デジタルプリンタ事業部 デジタルプリンタ営業部 専任部長 冨田俊一氏)とのことだ。リース期間は36カ月(リース期間の変更は別途相談)、リース終了後は、機器返却、リース更新、公正市場価格での購入から選ぶこともできるという。ハイスペック3Dプリンタの性能はここ最近で大幅な向上を見せている。これを機会にグレードアップした3Dプリンタを検討してみるのもよいだろう。

(左)アルテック株式会社 デジタルプリンタ事業部 デジタルプリンタ営業部 専任部長 冨田俊一氏、(右)同 部長 井上賢志氏

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提供:アルテック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2014年6月7日

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3Dプリンタへの注目が年々高まっていく中で、自動車分野における活用についてもさまざまな検討が進められている。アルテック株式会社は、自動車の次世代技術の展示会「オートモーティブワールド2014(2014年1月15〜17日、東京ビッグサイト)」内の「第4回クルマの軽量化技術展」において、自動車分野での3Dプリンタの先進的活用事例を紹介した。