東洋ビジネスエンジニアリングは、「第24回 設計・製造ソリューション展」において、主力のERP「MCFrame」の機能強化をアピール。グループ管理機能やiPad/iPhone対応、BI機能の追加などの新機能を紹介する。
東洋ビジネスエンジニアリング(以下、B-EN-G)は、「第24回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2013、2013年6月19〜21日、東京ビッグサイト)で、主力の製造業向けERP(基幹業務システム)である「MCFrame」の新機能を、実機でのデモンストレーションと合わせて紹介する。
同社が提供するMCFrameは、販売管理、生産管理、原価管理、経営管理などの機能を持つパッケージ。パッケージでありながら柔軟な構造フレームワークを備えており、カスタマイズなどにより、事業運営に合ったシステム構築ができることが特徴だ。電子部品、精密機器、医療機器、自動車部品、医薬品、化粧品、食品など幅広い業種の製造業への導入実績を持ち、361社(2013年4月現在)で採用されている。
DMS2013では、このMCFrameで新たに追加した機能を紹介する。また協賛各社によるソリューションなども合わせて展示し、デモなどを通じて、実運用での効果をアピールする予定だ。
新機能としては、新たにiPadやiPhoneでMCFrameを活用し現場でのデータ入力などが可能な「MCFrame for iPad/iPhone」、KPI管理機能を加えた「MCFrame BI」、グループ経営管理機能を強化したい「MCFrame XA 経営管理」などを用意する。
MCFrame XA 経営管理は、グループ企業各社で部分最適となりがちな経営管理を、グループ企業全体で容易に把握できるようにし、シングルカンパニーとして利益の最大化を図れるようにする。
グローバル企業において、本社地域と生産地域、販売地域が全て異なるような場合でも、最適に経営情報を管理することができる。事業ごと、製品ごとに原価計算が行えることから、最適な価格設定なども可能だ。「グローバル化が進み地域や事業などによってグループ企業が増える中、どうしても部分最適に陥りがちな状況が増えている。情報の可視化を実現することで全体最適を実現できるようにする」と東洋ビジネスエンジニアリング プロダクト事業本部 マーケティング本部 マーケティングアライアンス部部長 川村将夫氏は話している。
ディーバ、キヤノンITソリューションズ、コベルコシステム、インテック、両毛システムズ、ワイ・ディ・シー、キッセイコムテック、テクノスジャパン、ウイングアーク、日立製作所 情報・通信システム社、富士通、横河ソリューションサービス、東洋ビジネスエンジニアリング ソリューション事業本部の、12社と協賛し、MCFrameと連動するソリューションやテンプレートなどを紹介する。
会期 2013年6月19〜6月21日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東ホール(小間番号:16-6、9小間)
独立系中堅・中小企業の海外展開が進んでいます。「海外生産」コーナーでは、東アジア、ASEANを中心に、市場動向や商習慣、政治、風習などを、現地レポートで紹介しています。併せてご覧ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.