ホンダはジャパンモビリティショーで「0シリーズ」を日本初公開:ジャパンモビリティショー2025
ホンダは「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表した。二輪車、四輪車、パワープロダクツ、航空機などさまざまなホンダ製品と関連技術、コンセプトモデルを出展する。出展内容はジャパンモビリティショー2025の開幕まで段階的に明らかにしていく。
ホンダは2025年8月28日、「ジャパンモビリティショー2025」(プレスデー:10月29〜30日、一般公開日:10月31日〜11月9日)の出展概要を発表した。二輪車、四輪車、パワープロダクツ、航空機などさまざまなホンダ製品と関連技術、コンセプトモデルを出展する。
出展内容はジャパンモビリティショー2025の開幕まで段階的に明らかにしていくという。今回はブース外観と展示モデルの一部を発表した。2026年にグローバルで市場投入するEV(電気自動車)の「0シリーズ」を日本初公開する他、現在販売中の二輪車と四輪車、小型ビジネスジェット機「HondaJet Elite II」の実物大インテリアモックアップモデル、大型船外機を展示する。
日本自動車工業会が主催するメインプログラムにも参加する。モビリティの未来の姿を示す「Tokyo Future Tour 2035」では、電動ロボット芝刈り機「Miimo」シリーズや、座った状態で体重移動すると動く着座型パーソナルモビリティ「UNI-ONE」を出展する。モビリティの魅力を伝える「Mobility Culture Program」では、1988年にF1で活躍した「マクラーレン・ホンダMP4/4」や、1994年のロードレース世界選手権 GP500クラスでのチャンピオンマシン「NSR 500」などを展示する。
モビリティがかかわる次世代ビジネスを発信する「Startup Future Factory」ではホンダの新事業創出プログラム「IGNITION」のブースを設ける。職業体験施設「キッザニア」とのコラボレーション企画「Out of KidZania in Japan Mobility Show」では、UNI-ONEの構造や利活用に向けた事業企画提案について学べる体験型コンテンツを提供するとしている。
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