Innovative Tech:
痛いの痛いの、なぜ“飛んでいく”? 「さすると痛みが引く」仕組み、九州大が解明
九州大学に所属する研究者らがPNASで発表した論文「A population of primary afferent sensory neurons mediates pain relief through nocifensive coping behavior in mice」は、痛いところをさすると痛みが和らぐという現象の背景にある神経メカニズムを解明した研究報告だ。(2026/7/22)
善意の研究者を訴えるな:
脆弱性報告を受け付けない企業は危うい? CISAら5機関が共同指針
「脆弱性を見つけても報告先がない」「修正されたのかも分からない」。そんな状況を変えるため、CISAやNSA、JPCERT/CCなど5機関が、企業向けの共同指針を公開した。善意の研究者との協力を前提とした新たな脆弱性管理の実務とは何か。(2026/7/21)
ちょっと昔のInnovative Tech:
サウナ週4回で認知症リスク66%減? 中年男性2000人以上を20年追跡したフィンランドの研究
東フィンランド大学などに所属する研究者らが2016年に発表した論文「Sauna bathing is inversely associated with dementia and Alzheimer’s disease in middle-aged Finnish men」は、フィンランドで行われた約20年間にわたる調査によって、サウナに頻繁に入る習慣が、認知症やアルツハイマー病の予防につながる可能性が示された研究報告だ。(2026/7/20)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「仕事を辞めるとボケる」は本当なのか? ベトナム高齢者2000人超を早大などが分析
早稲田大学とベトナムの国民経済大学に所属する研究者らが2025年に発表した論文「Does Retirement Improve Cognitive Functioning? Causal Evidence From Vietnam」は、ベトナムのデータを用いて、退職と認知機能の因果関係を調査した研究報告だ。(2026/7/20)
AIビジネスのプロ 三澤博士がチェック 今週の注目論文:
AIは本当に「考えている」のか Apple論文が問いかけた推論モデルの限界とその行方
2025年6月にAppleの研究者らが発表した論文は、最先端の推論モデルが複雑な問題で正解率ゼロに崩壊すると報告し、大論争を招きました。ジョーク論文の拡散まで含む一連の応酬は、企業のAI評価に何を突き付けたのでしょうか。(2026/7/17)
ペットみたいに癒やされる? 風船のように浮かぶ魚型ロボット、慶応大などの研究で話題
慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科などの研究チームが、ヘリウムの浮力で空中を漂う柔らかいロボット「ソフト浮遊ロボット」の設計空間を提案する論文を、米国計算機学会(ACM)主催の国際会議「DIS 2026」で発表した。補足資料の実機映像がXで拡散し、注目を浴びている。(2026/7/16)
Innovative Tech:
「査読前論文は信用できない」はどこまで本当か? 査読前後での内容の変化、7万件の分析結果は
ウェスタン大学と南カリフォルニア大学に所属する研究者らが発表した論文「Tracking claim changes from preprint to publication across 72,644 biomedical studies using large language models」は、プレプリント(査読前論文)の信頼性を検証した研究報告だ。(2026/7/15)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「コーヒーを飲む時間帯」で寿命が変わる? ベストな時間は……米大学が4万人で健康効果を調査
米テュレーン大学と米ハーバード大学に所属する研究者らが医学誌「European Heart Journal」で発表した論文「Coffee drinking timing and mortality in US adults」は、コーヒーの飲む時間によって健康効果が異なることを明らかにした研究報告だ。(2026/7/14)
Innovative Tech:
数回の練習が数千回分の効果にも──物事の上達スピードを決めるのは練習量より「報酬の大きさ」 マウス実験がScience誌掲載
米ハワード・ヒューズ医学研究所に所属する研究者らがScience誌で発表した論文「Reward magnitude determines reinforcement learning efficiency」は、報酬の大きさが、学習速度の効率を高めることを明らかにした研究報告だ。(2026/7/14)
Innovative Tech:
論文サイト「arXiv」、投稿の約9割で非公開情報が“丸見え状態”か パスワードや秘密鍵、自宅のGPS座標なども 270万件を調査
ドイツのアーヘン工科大学に所属する研究者らが発表した論文「Hidden Secrets in the arXiv: Discovering, Analyzing, and Preventing Unintentional Information Disclosure in Source Files of Scientific Preprints」は、査読前論文を公開するWebサイト「arXiv」に投稿された論文から個人情報や機密情報、意図しない情報が漏えいしていることを明らかにした研究報告だ。(2026/7/13)
Innovative Tech:
「虚数」は量子力学に必須ではなかった? 「実数」だけで矛盾なく記述できる──ドイツの研究チームが物理学誌で発表
ドイツ航空宇宙センターとハインリッヒ・ハイネ大学に所属する研究者らが物理学の学術誌Physical Review Lettersで発表した論文「Quantum Mechanics Based on Real Numbers: A Consistent Description」は、複素数を使わずに実数だけで量子力学を記述できることを示した研究報告だ。(2026/7/10)
「渡り鳥の研究者」がアマゾンのマーケトップに 行動学とAIで挑む「プライムデーの勝算」
「消費者の購買シグナルは、渡り鳥の行動分析と全く同じ」──。異色の経歴を持つアマゾンジャパンの鈴木浩司VPに、物価高に揺れる「プライムデー」戦略の裏側を聞いた。単なる値引きセールに終わらせない日常と非日常の明確な住み分けから、日本の酷暑と高齢化を見据えた緻密な需要予測(ドミノ戦略)、AIがもたらす「入った瞬間に欲しいものがある」脱・検索の未来まで。科学的マーケティングの深層に迫る。(2026/7/10)
ちょっと昔のInnovative Tech:
寝る前の「ベッドでスマホ」は睡眠時間を延ばす? Apple Watchが示した意外な結果 欧州チームが研究発表
オランダのマーストリヒト大学とベルギーのアントワープ大学に所属する研究者らがPLOS Digital Healthで発表した論文「Sleep and smartphone use: Within and between-person relationships from an objective longitudinal smartphone and wearable data donation study」は、ベッドでのスマホ使用が睡眠時間を延ばす可能性があることを示した研究報告だ。(2026/7/10)
福田昭のストレージ通信(317) 国際メモリワークショップ(IMW)の50年(1):
「国際メモリワークショップ(IMW)」が始まるまで
半導体メモリ技術を専門とする国際学会「国際メモリワークショップ(IMW:International Memory Workshop)」が2026年5月にベルギー・ルーベンで開催された。ことし50周年を迎える学会である。本シリーズでは、imecのディレクターであるJan Van Houdt氏による、50周年記念講演の内容をお届けする。(2026/7/9)
Innovative Tech:
“ストレスで飲酒”は脳を変質させる 断酒しても戻らず、中年になって変化への対応力が低下 米国チームがマウス実験
米マサチューセッツ大学アマースト校に所属する研究者らが発表した論文「Impact of chronic alcohol and stress on midlife cognition and locus coeruleus integrity in mice」は、若い頃にストレス対処のために飲酒を始めると、その後長く禁酒しても中年期になって認知機能に悪影響が現れることをマウス実験で明らかにした研究報告だ。(2026/7/8)
Innovative Tech:
犬が飼い主に従うのは「忖度」? それとも「人が好き」だから? 餌を巡る綱引き対決で狼と比較実験
オーストリアのウィーン獣医大学に所属する研究者らがFrontiers in Psychology誌に発表した論文「Deference or sociability? Insights from dogs’ and wolves’ human-directed behavior in a food-conflict task」は、犬の人なつっこさが「社交性」と「服従性」のどちらに由来するのかを探った研究報告だ。(2026/7/8)
侵入から暗号化まで、攻撃の全貌:
31秒で失敗を修正 考えながらランサムを仕掛けるAI攻撃者の実態
Sysdigは、侵入から内部探索、権限奪取、ランサムウェア実行までをLLM主導で進めたと可能性が高い攻撃を報告した。特に研究者が注目したのは、人間の判断では難しい速度で失敗を修正しながら攻撃を続けた点だ。従来の自動化とは何が違うのか、その実態を追う。(2026/7/6)
Innovative Tech:
AIに「相手に電気ショックを与えろ」と命じ続けたらボタンを押すのか? 11のLLMで“ミルグラム実験” 抵抗できたのは……
エストニアとフィリピンに住む独立系研究者らが発表した論文「Open-source LLMs administer maximum electric shocks in a Milgram-like obedience experiment」は、AIは権威からの残酷な命令を拒絶し続けられるのかを検証した研究報告だ。(2026/7/2)
Innovative Tech:
AIで“ゲームキャラの出産二次創作”を何千回と生成する人も……ChatGPTの会話57万件から見えたヘビーな利用実態
米ワシントン大学などに所属する研究者らが発表した論文「AI Fiction in the Wild」は、AIチャットとの会話データを分析し、ユーザーがAIを使ってどれだけフィクションを生成しているのかを調べた研究報告だ。(2026/7/1)
ちょっと昔のInnovative Tech:
女性の“痛み”軽視されがち? 「訴えがおおげさ」は偏見か 2万件の医療記録、2024年の分析結果は
イスラエルのヘブライ大学などに所属する研究者らが2024年にPNASで発表した論文「Sex bias in pain management decisions」は、 医療現場における痛みの治療において、患者の性別による格差が存在することが明らかになった研究報告だ。(2026/6/26)
AIで太陽光発電所適地を選定 スタートアップ代表の堀圭佑さん 挑戦するなら早いほうが TOKYOまち・ひと物語
太陽光発電所の適地選びには、土地の特性や電力系統など、さまざまな条件が絡み合う。人工知能(AI)の受託開発事業を手掛けるデータプリズムテクノロジーズ(東京都文京区)は、そんな複雑な場所選びを手助けするAIエージェントを開発した。代表の堀圭佑さん(27)が会社を立ち上げたのは25歳の時。「挑戦するなら早いうちに」と、堅実な研究者気質の中に、起業家らしい一面がのぞく。(2026/6/24)
ちょっと昔のInnovative Tech:
閉経で女性の脳はどう変わる アルツハイマー病やうつのリスク増? 2つの研究が示す記憶や感情の変化
女性の閉経は、単なる生殖機能の終わりではなく、脳の構造や働きに影響を及ぼす。学術雑誌「Scientific Reports」で2021年に発表された研究や、 26年にPsychological Medicine誌で発表された研究が示す詳細は。(2026/6/24)
Innovative Tech:
「落ち込んだ時にネコと触れ合う」は逆効果? ネガティブな感情を増幅する可能性 オランダの研究者ら調査
オランダのオープン大学などに所属する研究者らが学術誌「Frontiers in Psychology」で発表した論文「Human-animal interaction: understanding the role of dog and cat interactions in emotional wellbeing」は、犬や猫とのふれあいが飼い主の感情やストレスにどのような影響を与えるかを調査した研究報告だ。(2026/6/24)
Innovative Tech:
とある「銅化合物」が脳の“ゴミ掃除ポンプ”を修繕、マウス実験で記憶力が約44%向上 アルツハイマー病治療に期待
オーストラリアのモナシュ大学などに所属する研究者らが査読付きの学術誌ACS Chemical Neuroscienceに発表した論文「Cu(ATSM) Restores Blood-Brain Barrier Abundance of P-Glycoprotein and Improves Cognitive Function in the APP/PS1 Mouse Model of Alzheimer’s Disease」は、銅をベースにした薬剤がアルツハイマー病の原因となる有毒タンパク質の蓄積を減らし、マウスの実験において記憶力を回復させることを示した研究報告だ。(2026/6/23)
Innovative Tech:
筋トレの健康効果、週○分で頭打ち 適正時間は? 米ハーバード大などが14万人を調査
米ハーバード大学などに所属する研究者らが医学分野の学術誌British Journal of Sports Medicineで発表した論文「Long-term resistance training with all-cause and cause-specific mortality: assessing dose-response and joint associations with aerobic physical activity」は、筋力トレーニングの最適な実施時間や、有酸素運動との組み合わせによる死亡リスクの低減効果を明らかにした研究報告だ。(2026/6/19)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「AIを使う学生」vs.「使わない学生」、エッセイが創造的なのはどっち? 米大学が2025年に実証実験
米ジョージタウン大学に所属する研究者らが国際学術誌Computers in Human Behavior: Artificial Humansに発表した論文「Homogenizing effect of large language models (LLMs) on creative diversity: An empirical comparison of human and ChatGPT writing」は、人間たちが生み出すアイデアと生成AIが出力するアイデアのどちらが多様で創造的であるかを検証した研究報告だ。(2026/6/18)
マテリアルズインフォマティクス最前線(9):
失敗データも資産に! 研究現場を変える無料のノートアプリ
研究開発において論文に残らない失敗データや詳細なプロセスが重要だ。この気付きを生かして、無機材料の研究者でもあるさくらインターネットの研究員が開発したノートアプリケーションのオープンβ版が提供されている。同アプリの開発背景や特徴、今後の展開について迫る。(2026/6/18)
学術界にも“告発系インフルエンサー”の波? 配信者がNature掲載論文の不正指摘→研究者らは懲戒処分 中国で波乱
元博士課程の学生で動画ブロガー「Student Geng」として活動する耿洪偉(Geng Hongwei)さんの配信をきっかけに、中国の学術界で研究不正スキャンダルが起きている。英科学誌Natureが6月12日に報じた。(2026/6/17)
危険な知識は断片から作られる?:
Claude Fable 5が早速脱獄される ある研究者が検証結果を公開
Mythosの一般利用を想定して改善されたAnthropicの新モデル「Claude Fable 5」に対し、研究者が複数の手法を組み合わせて検証し、ガードレールを突破したと報告した。一体どのような手法を使ったのか。(2026/6/15)
Innovative Tech:
ChatGPT vs. Google検索──どっちで調べるのが学習効果が高い? 8日間の実験で検証した研究
米ジョージア工科大学やミシガン大学などに所属する研究者らが発表した論文「Learning by Chatting? Investigating the Impact of Generative AI on Information Seeking and Learning」は、AIチャットbotと検索エンジンではどちらが学習効果が高いかを検証した研究報告だ。(2026/6/15)
Innovative Tech:
日本人の食事は4パターン、「休日朝食抜き」「間食多め」「夕食早め」……あなたはどれ? 東大など論文発表
東京大学などに所属する研究者らが国際学術誌British Journal of Nutritionで発表した論文「Identification of chrono-nutrition behavior patterns and their associations with sociodemographic characteristics, diet quality, and obesity」は、日本人の食事のタイミングや頻度といった食事リズムが大きく4つの型に分類されることを網羅的に明らかにした研究報告だ。(2026/6/15)
「もはや宗教」のClaudeに焦るOpenAI 流出メモが暴いた覇権交代のリアル
「ChatGPT」で生成AIブームをけん引した米OpenAIが5月、かつて自社から独立した研究者たちが設立した米Anthropicに、企業向け市場でついに逆転を許した。4月に流出した同社の社内メモは、OpenAIの焦りを隠さない異例の内容だった。(2026/6/12)
Innovative Tech:
金はなぜ錆びずに輝き続ける? 単に「酸素と結びつきにくい」だけじゃない 米大学が学術誌で発表
米テュレーン大学に所属する研究者らが学術誌Physical Review Lettersで発表した論文「Role of Reconstruction in the Inertness of Gold toward Oxygen」は、金がいつまでも美しい輝きを保ち続ける理由について明らかにした研究報告だ。(2026/6/12)
Innovative Tech:
1人暮らしの在宅勤務、「丸1日、人と接触なしの日」が3割……店員とも話さず 58万人を分析、Scienceで論文発表
ニューヨーク連邦準備銀行などに所属する研究者らが発表した論文「Home alone: Remote work, isolation, and mental health」は、リモートワークが労働者の孤立を深め、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしている実態を明らかにした研究報告だ。(2026/6/11)
急速なAIの進化は「文明の転換点」 人工知能学会が開幕、過去最多の5000人超が参加
人工知能(AI)を研究対象とする人工知能学会の「第40回人工知能学会全国大会(JSAI2026)」が8日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で始まった。全国から大学や企業のAI研究者らが集まり、研究成果を共有し、活発な議論を行っている。オープニングでは、山本一太群馬県知事が、「群馬県はデジタルクリエイティブ産業創出に向かっている。学会の開催を産業発展につなげたい」と挨拶した。大会は12日まで。(2026/6/9)
Innovative Tech:
フライドポテト、週3食で糖尿病リスク2割増 揚げない調理法なら影響なし 米ハーバード大などが医学誌で発表
米ハーバード大学や英ケンブリッジ大学などに所属する研究者らが2025年9月に英医学誌「The BMJ」で発表した論文「Total and specific potato intake and risk of type 2 diabetes: results from three US cohort studies and a substitution meta-analysis of prospective cohorts」は、じゃがいもの摂取量や調理法が2型糖尿病のリスクにどう影響するかを調査した研究報告だ。(2026/6/9)
研究者とMSRCが真っ向対立:
Microsoftのシステムが外部パッケージを実行? 依存関係混乱を巡る攻防
Microsoftのシステムで、第三者が公開したnpmパッケージが実行された。研究者は重大なサプライチェーンリスクだと訴えるが、Microsoftは脆弱性ではないと判断した。なぜ同じ事実を前に評価が真っ二つに割れたのか。(2026/6/9)
「自律型AIワーム」が情シスを襲う日 今すぐできる「泥臭い基本」の対策とは?
トロント大学の研究者が、各ターゲットの脆弱性を自律的に特定し、カスタマイズされた攻撃戦略を生成する「AIワーム」を開発した。既存の防御を無効化しかねない最新の脅威に、情シスが今すぐ見直すべき「究極の基本対策」を解説する。(2026/6/9)
ログインできなくても侵入できる?:
パスキー神話崩壊 Google Password Managerの同期機能を狙う新攻撃手法
パスワードに代わる認証手段として普及が進むパスキー。しかし、研究者が公表した新たな攻撃手法は、その安全性を支える“別の仕組み”に着目していた。暗号技術そのものを破らず、Google Password Manager利用者の認証情報に到達する手法とは。(2026/6/8)
Innovative Tech:
老化を“巻き戻し”──あるタンパク質で老マウスの肝臓が若返り Nature系列誌に掲載
イスラエルのバル=イラン大学やアメリカ国立老化研究所などに所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「SIRT6 overexpression counteracts chromatin aging in the male murine liver」は、加齢で衰えた肝臓を、ある酵素の働きで若い状態へと巻き戻せることを、オスのマウスで示した研究報告だ。(2026/6/8)
Innovative Tech:
「紙のマンガ vs. 電子マンガ」、読後の脳活動に差 東大などがfMRIで実証 学術誌に研究発表
東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授らの研究チームがPLOS Oneで発表した論文(コアミックスとの共同研究の成果)「Manga reading on paper vs. digital devices: Prospective effects on core and supportive integration processes in the brain」は、紙のマンガを読むことが電子書籍に比べて脳活動の“省エネ化”を促すことを実証した研究報告だ。(2026/6/5)
Innovative Tech:
「無駄な事務作業」はなぜ増え続けるのか? “善意”からタスクが生まれるメカニズム、米MITが論文発表
米MITに所属する研究者らがPNASで発表した論文「What leads to administrative bloat? A dynamic model of administrative cost and waste」は、組織の無駄を増幅させるメカニズムを解明した研究報告だ。(2026/6/5)
Innovative Tech:
ヒトiPS細胞活用の“脳が若返る鼻スプレー”、投与された中年マウスの記憶力や認知機能が改善 学術誌で掲載
米テキサスA&M大学に所属する研究者らがJournal of Extracellular Vesicles誌で発表した論文「Intranasal Human NSC-Derived EVs Therapy Can Restrain Inflammatory Microglial Transcriptome, and NLRP3 and cGAS-STING Signalling, in Aged Hippocampus」は、加齢に伴う脳の炎症を抑え、記憶力や認知機能を回復させる新しい点鼻薬を開発した研究報告だ。(2026/6/4)
マテリアルズインフォマティクス:
Matlantis×AIエージェント、実験系研究者もシミュレーション作成が容易に
材料開発において重要な役割を果たす計算化学だが、「環境構築」「ドメイン知識」「プログラミング」といった高いハードルが研究の足かせになっている。そこで、用原子レベルシミュレーターを提供するMatlantisは、自然言語の指示のみでシミュレーションの作成や結果解釈を可能にする「AIエージェント連携機能」の提供を開始した。(2026/6/2)
NVIDIAがヒト型ロボットのリファレンス公開、中国Unitree「H2」ベース 26年後半に実機販売も
NVIDIAが、研究者向けにヒト型ロボットの参照設計を公開した。ロボット本体や開発用ソフトを組み合わせた一式。実機はロボット企業のUnitreeが2026年後半に発売する。(2026/6/1)
医療機器ニュース:
75秒で精子濃度など20項目を自動解析 男性不妊検査向け装置を提案
ジャフコは、約75秒で測定可能な精液検査ソリューションを「第113回日本泌尿器科学会総会」で提案した。精液分析装置「SQA-iO」と専用映像化オプション「SQA-VU」を組み合わせ、検査から結果提示、医師による説明までを同日に完結させる。(2026/6/1)
ちょっと昔のInnovative Tech:
バラの香り、脳の萎縮を防ぎ認知症予防に役立つ可能性 京大などが2024年に研究発表 1カ月嗅ぐと脳に影響
京都大学などに所属する研究者らが2024年3月に発表した論文「Continuous inhalation of essential oil increases gray matter volume」は、バラの香りを嗅ぎ続けると脳の構造がどうなるかを分析した研究報告だ。(2026/5/28)
Innovative Tech:
毎日500mlの「炭酸水」で間食と飲酒が減る? アサヒ飲料などが学術誌で研究発表
(2026/5/28)
Innovative Tech:
“週4日勤務”が想像以上の成功──「給与100%/労働時間80%/生産性100%」を豪州15社が実施 学術誌にも掲載
オーストラリアのディーキン大学やスウィンバーン工科大学に所属する研究者らがSpringer Nature発行の学術誌Humanities and Social Sciences Communicationsで発表した論文「The four-day workweek in Australia: insights from early adopters of the 100:80:100 model」は、週休3日制を実際に導入したオーストラリアの企業15社の生の声から、その効果や課題を分析した研究報告だ。(2026/5/27)
Innovative Tech:
子どものジャンクフード、脳に影響残る? 大人になっても過食グセ Nature系列誌に掲載 マウスは腸内細菌で正常化に成功
アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・コークなどに所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「Bifidobacterium longum and prebiotic interventions restore early-life high-fat/high-sugar diet-induced alterations in feeding behavior in adult mice」は、幼少期に脂肪や砂糖を多く含むジャンクフードなどの不健康な食事をとることは、大人になってからの食行動にまで長期的な悪影響を及ぼすことを明らかにした研究報告だ。(2026/5/27)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。