3DスキャンデータをSTEP形式に自動変換、既存設備のCAD活用を容易に:3Dスキャナーニュース

bestatは、3Dデータ活用プラットフォーム「3D.Core」において、点群やメッシュなどの3Dスキャンデータからサーフェスモデルを自動生成し、STEP形式で出力する「自動サーフェス化機能」の提供を開始した。既存設備の3DスキャンデータをCADに取り込み、設備のレイアウト変更や搬入/撤去などの検討に活用できる。

» 2026年11月05日 16時00分 公開
[MONOist]

 bestatは2026年11月4日、3Dデータ活用プラットフォーム「3D.Core」において、3Dスキャンで取得した点群やメッシュデータから、CADで扱えるサーフェスモデルを自動生成し、STEP形式で出力する「自動サーフェス化機能」の提供を開始したと発表した。対象は全プランとなる。

3Dデータ活用プラットフォーム「3D.Core」において、3Dスキャンデータからサーフェスモデルを自動生成し、STEP形式で出力する「自動サーフェス化機能」の提供を開始した 3Dデータ活用プラットフォーム「3D.Core」において、3Dスキャンデータからサーフェスモデルを自動生成し、STEP形式で出力する「自動サーフェス化機能」の提供を開始した[クリックで拡大] 出所:bestat

 製造業では、生産ラインの組み換えや設備更新に際し、工場や既存設備を3Dスキャンし、設備配置や搬入経路などをデジタル上で事前に検討する取り組みが広がっている。一方、点群やSTLなどのメッシュデータは、多くのCADソフトやシミュレーションソフトで読み込めなかったり、読み込めても動作が重くなったりする課題がある。

 また、スキャンデータをSTEP形式などに変換するには、専用ソフトによる前処理や面を作成する作業が必要となり、専門知識や時間を要していた。同社によると、変換作業に1件当たり数日から数週間かかることもあるという。

 今回提供を開始した自動サーフェス化機能は、3D.Core上の点群/メッシュデータからサーフェスモデルを自動生成し、STEP形式で出力するものだ。これまで手作業で行っていた面の作成まで自動化する。スキャンデータの作成からSTEPデータの出力までを3D.Core上で行えるため、変換用ソフトの追加購入や変換作業の外注が不要になる。

 入力データは点群形式とメッシュ形式に対応し、画像や動画などから3D.Coreで生成した3Dデータも対象となる。出力したSTEPデータは、普段使用しているCADソフトに読み込み、新たに導入する設備のCADデータと組み合わせることで、配置や干渉などを確認できる。

動画 自動サーフェス化機能の紹介[クリックで再生] 出所:bestat

 例えば、既存図面がない生産ラインの更新では、周辺設備や通路を3D.CoreのiPhoneアプリなどで撮影し、同プラットフォーム上でSTEP形式への変換まで行う。そのデータをCADに取り込み、新たに導入する加工機のCADデータと組み合わせることで、既存設備や建屋の柱との干渉を確認できる。

 この他、配管やケーブルなどの付帯物との干渉確認、作業者の動線やメンテナンススペースの確保、搬入口から設置場所までの搬入経路の検討、既存設備の撤去手順や据え付け工程のシミュレーションなどへの活用を想定している。

 bestatは今後、同機能を通じて工場設備のレイアウト変更や搬入/撤去の検討業務の効率化を支援する。また、フィジカルAIの導入を円滑に進めるための足掛かりとなる環境づくりにも取り組む方針だ。

※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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