半導体スーパーサイクルの機会を逃してしまう――。主力製品の生産量が短期間のうちに倍増したことで、工場の現場課題が浮き彫りとなったシンフォニアテクノロジーによる製造部門主導の新PLM導入プロジェクトとは。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「TechFactory電子ブックレット」。今回は『【実録】製造部門主導で推進する新PLM導入プロジェクト』をご紹介します!
半導体市場の盛り上がりを機に、主力のロードポート(半導体製造装置に材料を供給するインタフェース部)の生産量が短期間のうちに倍増したシンフォニアテクノロジー(旧:神鋼電機)。同社 豊橋製作所 執行役員 製作所長の花木敦司氏は、うれしい悲鳴の半面、「工場内の至る所で問題が顕在化していった」と振り返る。
具体的には設計、製造の両面で問題が浮き彫りとなり、情報の連携性の低さや属人化が進む現場課題に直面し、「上流システムに対する疑問」を抱き始めたという。
このままでは、半導体スーパーサイクルの機会をみすみす逃してしまう――。この問題解決に向けて、製造部門主導によるプロジェクトが動き出した。現行システムの問題点、そして理想とする新システムに求める要件とは何か? 同社による新PLM導入プロジェクトの取り組み内容を詳しく紹介しよう。
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載された特集記事「上流のシステムがおかしい!? 新PLM導入で工場の課題解消に取り組むシンフォニアテクノロジー」を基に制作しています。
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