電通国際情報サービスがSaaS型PLMサービスのポータルサイト「PLEXUS Portal」を公開。4月のサービス開始に向け、デモ環境利用アカウントの提供を開始する
2011年2月21日、電通国際情報サービスはクラウド型PLMサービス「PLEXUS(プレクサス)」のポータルサイト「PLEXUS Portal」を公開した。
PLEXUSは、2011年4月にサービス提供開始を予定しているクラウド型PLMサービス。世界中のどの拠点からもWebブラウザ経由でアクセスできるSaaS型で提供されるため、複数拠点をつなぐPLMシステムが必要となる海外進出企業に適したサービスとなる見込みだ。
今回PLEXUSに先行して公開したPLEXUS Portalでは、事前情報の提供やデモ環境利用のためのアカウント発行に対応する。
PLEXUSは、4月のサービス開始時点で製品設計情報管理サービス「PLEXUS PDM」とデジタル著作権管理サービス「PLEXUS DRM」の提供が決定している。4月のサービス開始以降も、サプライチェーン管理サービスなど、製造業にかかわるシステムをSaaS型で順次提供していくとしている。PLEXUSポータルのアカウントを持つユーザーはPLEXUSポータル経由で、オンデマンドにサービス利用契約を締結して利用できるようになる。
下記画像のように、グローバル拠点連携や、セットメーカーとサプライヤとの情報連携、IT投資コストを抑えたい中堅部品メーカーでの情報管理、金型メーカーならではの取引先との情報連携などでの利用シーンを想定している。同サービスを利用した情報の統合・共有や業務プロセスの標準化も期待できるとしている。
なお、同社ではポータル公開に際してPLEXUS PDMのデモ環境利用者を対象にキャンペーンを実施するという。
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