両社の機器管理ソフトウェアを連携して、PC、複合機・プリンタの稼働状況と消費電力を一元的に見える化した。
富士ゼロックスと富士通は2月7日、それぞれのICT機器管理ソフトウェアを連携させ、富士ゼロックスの複合機・プリンターと富士通のパソコンの稼働状況と消費電力を一元的にモニタリング可能にし、同日にソリューション提供を開始したと発表した。
連携するソフトウェアは、富士ゼロックスの統合ソフトウェア「ApeosWare Management Suite」、富士通の運用管理ソフトウェア「Systemwalker Desktop Patrol V14g」および「Systemwalker Desktop Keeper V14g」。
この連携ソリューションによって、個々のパソコンと出力機器の消費電力データ、出力機器のコピー、プリント、ファクスの出力枚数が管理できるようになり、ICT機器の使用実態の一元的なレポーティングが可能になる。両社が社内で実施した実験によると、機器使用状況を見える化したことで環境対策施策の実施によって、電力や紙などで約3割のコスト削減効果があったという。
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