この記事は、2019年7月2日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
先日、意匠法の改正に関する記事を掲載しました。詳細は記事をご覧いただきたいと思いますが、その中で特に興味深かったものが“画像の保護対象の拡張”です(関連記事:2020年、意匠法はどう変わる? 物品だけでなく画像や空間、そして光も対象に)。
従来、家電の液晶パネル部分に表示されるメニュー周りのようなその機器を操作するために必要となる「操作画像」、スマートウォッチの文字盤のようなその機器の役割を果たすために必要となる「表示画像」は意匠法の保護対象となっていましたが、あらかじめ機器に組み込まれていることが前提条件でした。
100年超の歴史を覆す“革命的な改正”となった背景
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