相次ぐ不正アクセス、「ウチは大丈夫か?」と叫ぶ前に疑うべきこと:宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(126)(1/2 ページ)

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もはや無関心ではいられない情報セキュリティ対策。今回は、相次ぐサイバー攻撃や各種機関の注意喚起を踏まえ、組織が今すぐ確認すべき対策やログ活用のポイントについて解説します。

» 2026年10月20日 06時00分 公開
[宮田健,TechFactory]
TechFactory

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 本連載は1カ月に1回、製造業読者の皆さんにセキュリティをテーマにしたコラムをお届けしていますが、2026年に入ってからというもの、セキュリティ関連トピックの動きや進化が非常に速くなったという印象を抱いています。

 生成AI(人工知能)の進化は日進月歩であり、朝起きるとパラダイムシフトが起きていると実感するほどです。その波がセキュリティの世界にも押し寄せてきたかと思っていたところ、2026年10月に入ってからは国内組織におけるインシデント発生数が急増し、さすがにこれはまずいのではないか……という危険水域にまで達したと言わざるを得ません。

 2026年10月7日には、ソフトバンクグループの「IDCFクラウド」が侵害を受け、サービス基盤そのものがランサムウェア攻撃の被害に遭う事件が発生しました。特定のデータセンターを利用する全ての顧客が影響を受け、一部はバックアップからの復元ができたとの吉報がありました。そしてこの発表とほぼ時を同じくして、多くの組織が不正アクセスや情報漏えいのインシデントを公表しています。

 これはもはや人ごとではありません。インターネットにつながる全ての組織は、いま一度自社の状況を確認し、対策を講じる必要があります。

頻発するインシデントを受け、各種組織が「注意喚起」

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