3D CAD/CAE導入支援業務を支えるモバイルワークステーションという名の相棒導入事例(リコージャパン)

優れた性能と可搬性を兼ね備えるデル・テクノロジーズのモバイルワークステーション「Dell Precision 5470」を導入し、常に移動を伴う3D CAD/CAE導入支援業務の効率化や生産性向上、ハイブリッドワークを取り入れた新たな働き方を支援しているリコージャパンの事例を紹介する。

» 2023年06月26日 10時00分 公開
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 モバイルワークステーションの導入によって、オフィス内のデスクトップマシンでしかできなかった3D CADやCAEなどを用いた業務が外出先や自宅でも行えるようになる。利用目的や使用ツールに適した機種を正しく選択することで、業務効率化や生産性向上、柔軟な働き方の実現にもつなげられる。

 デル・テクノロジーズのワークステーション製品「Dell Precisionシリーズ」の14型モバイルワークステーション「Dell Precision 5470」の導入によって、「以前よりも生産性が向上し、柔軟な働き方が可能になりました」と話すのは、リコージャパン デジタルサービス営業本部 大阪支社 大阪アライアンス営業部 製造ソリューショングループ アシスタントマネージャーの藤坂典子氏だ。同社の導入事例を紹介する。

14型モバイルワークステーション「Dell Precision 5470」 画像1 14型モバイルワークステーション「Dell Precision 5470」

なくてはならない“仕事の相棒”「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」

 リコージャパンは2023年1月10日、本町橋事業所(大阪市中央区)の一部をリニューアルした「RICOH 本町橋 Work Base」をグランドオープンした。「デジタルサービスで支える、これからの“はたらく”を体感できるスペース」というコンセプトを掲げた次世代型オフィスであり、顧客との新たな交流や共創の場となるショールーム機能も兼ね備えている。

 藤坂氏はRICOH 本町橋 Work Baseを新たに構えた本町橋事業所に勤め、担当エリアである近畿2府4県と四国4県を対象に、3D CADやCAEの導入を検討している企業にデモンストレーションをしたり、セミナー講師や導入後の立ち上げ支援のトレーナーなどを務めたりしている。最近では顧客から提供された図面データを基にした3Dプリンター出力用のサンプルモデルづくりを支援するケースも増えるなど、日々幅広い業務をこなしている。

リコージャパン デジタルサービス営業本部 大阪支社 大阪アライアンス営業部 製造ソリューショングループ アシスタントマネージャーの藤坂典子氏 画像2 リコージャパン デジタルサービス営業本部 大阪支社 大阪アライアンス営業部 製造ソリューショングループ アシスタントマネージャーの藤坂典子氏

 必然的に、藤坂氏の働く場所は広範囲に及ぶ。オフィスの自席や近隣の堺筋事業所にあるトレーニング施設、客先への訪問など、移動を伴わない日はほとんどない。コロナ禍以降はリモートワークも増え、自宅から客先に直行することも多くなっている。そんな藤坂氏にとってなくてはならない“仕事の相棒”がデル・テクノロジーズのDell Precision 5470 モバイルワークステーションだ。

 藤坂氏が使用するDell Precision 5470は、14型ディスプレイを採用する重さ1.48kgの非常にコンパクトなモバイルワークステーションだが、「CPUに第12世代『インテル Core i9-12900H』を、GPUに『NVIDIA RTX A1000』を搭載しており、『SOLIDWORKS』や『Autodesk Inventor』をはじめとする3D CADやこれらと統合されたCAEなど、日常業務に必要なツールの全てを快適に動かせます」(藤坂氏)。同社は「Microsoft 365」を導入しているためクラウドストレージの「OneDrive」を介してどこからでもデータにアクセスでき、出先で作業を再開することも可能だ。

 Dell Precision 5470 モバイルワークステーションを手にしたことで藤坂氏のワークスタイルは柔軟かつ身軽になった。藤坂氏は「Dell Precision 5470 モバイルワークステーションは外出先や自宅などどこにでも持ち出せて、場所を問わず全く同じパフォーマンスで仕事に集中できます。これ1台あれば、訪問先や業務内容によってマシンを使い分ける必要がありません」と優れた性能と可搬性を高く評価する。

以前使用していたモバイルワークステーションにはもう戻れない

 Dell Precision 5470を導入する以前、藤坂氏は2018年に登場した15.6型フルHDディスプレイ(1920×1080ピクセル)搭載のモバイルワークステーション「Dell Precision 7530」を使用していた。「Dell Precision 7530 モバイルワークステーションも旧機種からサイズダウンが図られた、モバイル性が特徴のマシンでした。ただ、そうは言っても重さが約2.5kgあり、ACアダプターもかばんに入れて毎日各地を飛び回るのは大変でした。Dell Precision 5470 モバイルワークステーションの良さを知ってしまった今となっては、もうあの頃には戻れません」と藤坂氏は笑う。

(左)「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」と(右)「Dell Precision 7530 モバイルワークステーション」のサイズ比較 画像3 (左)「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」と(右)「Dell Precision 7530 モバイルワークステーション」のサイズ比較

 3D CADやCAEではCPUやグラフィックス性能の他、ディスプレイの解像度も重視される。「ディスプレイサイズは15.6型から14型にサイズダウンしていますが、Dell Precision 5470 モバイルワークステーションはフルHD+(1920×1200ピクセル)を採用しており、以前よりも表示できる情報量は増えています。『4辺InfinityEdgeディスプレイ』の採用でベゼル幅が非常に薄く、アスペクト比16:10のディスプレイが筐体サイズいっぱいに広がっているのでスペック以上の大きさを感じます」と藤坂氏は説明する。

 筐体のサイズダウンに伴い、藤坂氏が以前使用していたDell Precision 7530 モバイルワークステーションにあったテンキーは搭載されていない。寸法入力などにテンキーを利用するという設計者は多いので、使い勝手が気になるところだ。使用感について藤坂氏は「正直なところ少し不安を感じていましたが『テンキーがない』と割り切って使ってみると、マウス操作や通常のキー入力でも支障がないことが分かりました。2D CADだと分かりませんが、3D CADメインであればそこまで問題にはならないでしょう。Dell Precision 5470 モバイルワークステーションとは別に、一部業務で会社支給のノートPC(13.3型ワイド)を利用することがあるのですが、キーボードのサイズ感が同じなのでタイプミスが減るといった副次的な効果も得られました」と述べる。

「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」があれば移動時や外出先でスマートに働ける

 Dell Precision 5470を含む「Dell Precision 5000シリーズ モバイルワークステーション」は、コンパクトかつスタイリッシュなデザインも特徴だ。モバイルワークステーションと聞くと、大きくて武骨なデザインをイメージする方も多いだろう。だが、Dell Precision 5470はハイエンドなコンシューマー向けPCをほうふつとさせる高いデザイン性とMIL-STD-810G(MIL規格)基準の耐久性を両立させており、一般的なモバイルワークステーションとは一線を画す。

 移動時や外出先での利用について、藤坂氏は「かばんの中にDell Precision 5470 モバイルワークステーションと周辺機器、操作教育用の分厚い紙のマニュアルなどを入れて満員電車に乗ることもありますが、ディスプレイが破損するなどのマシントラブルは一切ありません。コンパクトなので新幹線の座席テーブルにもフィットしますし、カフェで仕事をする際も飲み物を置くスペースを十分に確保できます。何よりデザインが洗練されており、使っていて気分が上がります。お客さまから『ノートPCでもスムーズに3D CADが動かせるのですね!』と驚かれることもよくあります」と語る。

 外出先での利用時は、最適化ソフトウェア「Dell Optimizer」が提供するのぞき見検出機能「Intelligent Privacy」が役立つ。Dell Precision 5470 モバイルワークステーションに搭載されているセンサーでユーザーの背後からの望ましくない視線を検出すると、Safe Screenが作動して画面を薄暗くしたり、ぼやかしたりして不正閲覧を防止する。

 場所を選ばない柔軟な働き方と快適な仕事環境を実現する上で重要なのが静音性だ。小型かつ薄型の筐体の場合、熱対策がより一層難しくなり、負荷が大きい処理が始まると同時にファンがフル回転する。Dell Precisionシリーズは常に最新技術を採用し続けており、CPUやグラフィックスの進化と同時に冷却性能に優れた排熱・静音設計に磨きをかけている。Dell Precision 5470 モバイルワークステーションは、独自の液体ポリマーブレード付きデュアル対向ファンと2つの吸気口による高度な温度管理を実現している。

 「以前の機種はファンの音がジェットエンジンのように大きくて、この音が聞こえると『藤坂が出社しているな』と認識され、同僚たちに『ジェット機で飛んでいくの?』と言われるほどでした。Dell Precision 5470 モバイルワークステーションを導入してからはそんな冗談も一切聞かなくなりました」(藤坂氏)

性能や可搬性だけでなく「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」の洗練されたデザインもお気に入りだと語る藤坂氏 画像4 性能や可搬性だけでなく「Dell Precision 5470 モバイルワークステーション」の洗練されたデザインもお気に入りだと語る藤坂氏

一度きりのビジネスチャンスを確実につかむ武器に

 優れた性能と可搬性を実現したデル・テクノロジーズのモバイルワークステーションは、従業員の働き方や生産性向上に役立つだけでなく、ビジネスチャンスの創出にも効果を発揮する。

 初めてアポイントメントが取れた見込み客に3D CADの導入を提案した際、「われわれの設計データをエラーなく取り込めて、どれくらいスムーズに動くかを確認したい」と急に求められても、営業用のノートPCでは実際の使用イメージを伝えるのは難しい。いったん持ち帰って環境を整えて後日再訪問するか、自社のショールームなどに招くしかない。だがデル・テクノロジーズのモバイルワークステーションであれば、その場で間髪を入れずに見込み客の要望に応えられる。一度きりになってしまうかもしれない貴重なビジネスチャンスを強力に後押ししてくれるだろう。

 デル・テクノロジーズは現在、Dell Precision 5470の後継機に当たる「Dell Precision 5480」をはじめ、14型の「Dell Precision 3480」、17型の「Dell Precision 7780」など最新技術を搭載した豊富なモバイルワークステーションを取りそろえている。モバイルワークステーションを活用した働き方改革や業務変革の実現に役立つに違いない。

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提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2023年7月14日

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