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銅のスパッタレス加工に対応、新青色LDM搭載のBlue-IRハイブリッドレーザー発振器:FAニュース
古河電気工業は、Blue-IRハイブリッドレーザー発振器「BRACE」シリーズの新製品を2024年1月より販売開始する。日亜化学工業と共同で開発した、青色レーザーダイオードモジュールを搭載する。
古河電気工業は2023年9月26日、Blue-IRハイブリッドレーザー発振器「BRACE」シリーズの新製品を2024年1月より販売開始すると発表した。日亜化学工業と共同で開発した、出力500W(コア径110μm)以上の青色レーザーダイオードモジュール(LDM)を搭載する。
新たに展開するのは、青色レーザーが2200Wの「BR2200」、1500Wの「BR1545」、1000Wの「BR1030」、400Wの「BR0400」の4種。IRは、BR2200が6000W、BR1545が4500W、BR1030が3000Wとなる。
青色レーザーが従来製品比で約2倍の出力となるBR2200は、出力6000WのIRレーザー発振器と組み合わせることで、厚銅加工技術による5mmの銅のスパッタレス加工に対応する。また、スパッタやブローホールなどの加工欠陥の抑制、深い溶け込みで高品質な加工ができる。
BR0400は、ファイバーコア径110μmの光ファイバーからの青色レーザー出力が400Wの高エネルギー密度を有しており、銅線の巻線被膜を高速かつ残渣なく除去できる。BR1545は2〜3.5mmの銅のスパッタレス加工、BR1030は2mm以下の銅のスパッタレス加工に対応する。
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