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三菱自動車の「ラリーアート」復活第1弾、トライトンとパジェロスポーツで:車両デザイン
三菱自動車は2021年11月30日、ピックアップトラック「トライトン」とSUV「パジェロスポーツ」に特別仕様車「ラリーアート」を設定したと発表した。
三菱自動車は2021年11月30日、ピックアップトラック「トライトン」とSUV「パジェロスポーツ」に特別仕様車「ラリーアート」を設定したと発表した。ラリーアートブランドの復活第1弾となる。2021年12月12日までタイで開催される「第38回タイランド・インターナショナル・モーター・エキスポ2021」に特別仕様車を出展するとともに、同年12月1日から販売を開始する。
同社のスポーツブランドであるラリーアートは、世界ラリー選手権やダカールラリーで活動してきたが、業績悪化を受けて2010年3月に業務を大幅に縮小。さまざまなサービスやイベントが廃止された。
三菱自動車は2021年5月、決算会見において、中期経営計画の中で“三菱自動車らしさ”を打ち出す目的でラリーアートブランドを復活させることを発表した。モータースポーツで培ってきたブランドイメージを受け継ぎながら、まずはアクセサリー用品事業を展開する。決算会見では、モータースポーツへの参加も検討していくと言及している。
今回発表した特別仕様車は、ラリーに参戦していたワークスカーをイメージしたレッド、シルバー、ブラックのストライプ調ボディーサイドデカールや、レッドのマッドフラップ、ラリーアートのロゴをあしらった内外装のアクセサリーを装備している。標準モデルとの差別化を図るため、フロントグリルやアルミホイールはブラックで統一した。
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