現状、設計ツールとして3D CADを導入している設計現場も多いかと思いますが、そういった皆さんの現場では、どのようにして「2D CADから3D CADへの移行」「脱2次元設計」を成し遂げたのでしょうか。移行時はいろいろなドラマ(トラブル?)もあったでしょうから大変興味深いテーマです。
2次元の図面が重要な役割を担っている現場も多くあることから、正直、設計に携わる全ての現場が、今すぐ3D CADに移行しなければならないとは思いません。ですが、そういった現場でも「設計業務のさらなる効率化」「設計品質の向上」、あるいは「付き合いのある同業者の動向」などを背景に、3D CAD活用に興味を持たれて導入検討したことがあるという現場も少なくないかと思います。
2D CADから3D CADへの移行を検討する際、真っ先に思い付くのが「どの3D CADがよいか?」ではないでしょうか。もちろん、ツールの良しあしも重要なポイントであることに間違いないのですが、それ以前に考えなければならないことがあります。
「どの3D CADにしようかな?」の前にやるべきこと
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- デジタル世代にとってプラモデルは最高のモノづくり教材!?
デジタルなIT教育も重要、フィジカルなモノづくり教育も重要。 - 働き方改革は、親会社や取引先が求めてきたから仕方なく……ではもう遅い!?
受け身で考えるか、先手先手で考えるか……。 - モノづくり視点で考える東京2020大会、日の目を見るもの・見ないもの
やる前提にせよ、開催の在り方によってはお蔵入りになるモノもありそうな……。 - 適正価格や品質が見えづらいものに大金を出せるか、出せないか……
「疑ってばかりでは仕方がない」「最後は信用」ってことは分かってるんですけどね。 - ビッグマネーが動く3Dプリンタ市場
“いろいろな動き”が目立ってきているように感じます。 - AutoCADとDWG互換CADの戦いは激化!? オートデスクの日本市場向け戦略に注目
日本市場で先行して実施される戦略的見直しだそうです。