この記事は、2020年2月4日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
先日、3Dプリンティング&アディティブマニュファクチャリング(AM)に関する総合展示会「TCT Japan 2020」(会期:2020年1月29〜31日、場所:東京ビッグサイト)の取材に行ってきました。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中での展示会ということで、筆者自身、マスク着用、まめな手洗い&うがいと、厳重警戒で取材に臨みました。実際、普段と雰囲気が異なり、来場者の大半はマスクを着用しており、会場出入口付近には、新型コロナウイルスに関する注意喚起の看板とアルコール消毒液が設置されていました。また、会場内でもマスクを着用したまま来場者対応を行うブースがいくつも見られました。
ちょっとビクビクし過ぎかもしれませんが、今月末(2020年2月26〜28日)に開催される「日本ものづくりワールド 2020」(場所:幕張メッセ)でも、おそらく同じような状況になるのではないかと予想されます。大きな会場とはいえ、閉鎖空間に不特定多数の来場者が詰め掛ける状況は、このタイミングだと「ちょっとな……」と正直思ってしまいますよね。
新型コロナウイルスの影響が展示会にも!? バーチャルの良さをあらためて
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